チキ便り~バスク地方のとある街より

スペイン北部からフランス南西部に広がるバスク地方から発信しています

春一番?

「春一番」という呼び方はこちらではあてはまらないかもしれませんが
土曜日の深夜から日曜日の明け方にかけてバスク地方では暴風が吹き荒れました。

遠い海上で発生した暴風を伴った低気圧がガリシア地方からカンタブリア海を移動して
バスクを通り抜けフランスへと北上していきました。

バスク地方でも風で倒された木が電線を寸断し停電などがありましたが
スペインよりフランスでのほうがもっと被害が大きかったようです。

ローカル紙 DIARIO VASCO の記事より

http://www.diariovasco.com/rc/20100301/mas-actualidad/internacional/xynthia-deja-menos-muertos-201003010024.html


翌日曜日は、風も止まり気温も上がり太陽も光の勢いを増したようで
一気に春の気配がしてきました。

公園や野原でこれから小さなデイジーが次々に可愛い花を咲かせていきます。


咲きました



ムスカリの花、上のほうまで開いてきました。

まだ寒いけれど、ほんの少~し春が近づいてるかな?

レストラン・ムガリツで火災

サン・セバスチャン近郊の閑静な場所にあるミシュラン二つ星のレストラン・ムガリツ

http://www.mugaritz.com/

料理に哲学を持ち込んだ詩的で美しい料理と各テーブルごとに配慮されたもてなしが評価され
日本からもはるばる訪ねる人達が年々増えているレストラン

そのムガリツで15日未明火災が起こり、厨房が全焼しホールは焼損は免れたものの
煤等で使用不可能な状態になりました。

原因は現在調査中とのことですが、オーナーシェフェのアンドニ・アドゥリスは
「おそらくショートによる電気火災ではないか」とコメントしています。

アンドニを始めスタッフは12年間培ってきた仕事場が失われショックを隠せませんが
予想以上に周囲からの応援がありとても嬉しく思っているそうで
再オープンまで時間はかかりそうなものの、既に予約を受けている顧客のために
営業の場を提供するというオファーに応えることも検討しているそうです。

ムスカリの花

相変わらず雨続きのバスク地方




空もどんより薄暗く、外に出かける楽しみも少ないのですが
ふと通りがかった花屋の店先に並んでいた鮮やかなブルーが
私の目に飛び込んで来ました。



ムスカリの小さな鉢植え。

思わず手に取って見ている私にお店のお姉さんが「きれいでしょ」と。

「立ち寄るつもりじゃなかったんだけどね」と言いながら買ってしまいました。



ヒアシンスの仲間なので、同じように下から順に花が色づいて開いていきます。
丸い鈴のような可愛らしい形ですが、ブドウのようにも見えるので
ブドウヒアシンスという別名もあるそうです。

ムスカリが群生している様子もきれいですが、華やかな花と一緒に寄せ植えをすると
全体がとても美しくなるそうです。

そういえば、以前パリの公園のチューリップ畑のベース(?)にブルーの忘れな草が
一緒に植えてあってうっとりするくらいのコンビネーションだったのを
思い出しました。

北海道・札幌市の百合が原公園には「ムスカリの道」というエリアがあるそうです。
満開の時はきっと夢のようにきれいなんでしょうね。

寒さもちょっとひと休み

うっすら雪化粧の後は、一気に15℃まで気温が上がったり
寒暖の差が大きいです。

天気が悪く薄暗いと外に出て景色を眺める気にもなりませんが
ちょっと暖かくなると自然に触れたい気分に。



山の上に見えるのはオンダリビアのグァダルーペ教会です。



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