すでに1ヶ月以上経ってしまいました。
いつもならLIVE直後に勢いづいてブログ更新するところなのに
今回はなぜこんなに時間がかかったのか、、、
それは決してショボかったからではありません。
あまりにも楽しくて感激したので、その余韻にしばらくひたって
いたかったのだと自己分析しています(^ ^;)

2007 BILBAO BBK LIVE 6月22日に行って来ました。

ビルバオのSAN MAMESバスターミナルに着くと
黒っぽいTシャツ姿にビールやスナック菓子が詰まった
地元スーパーのビニール袋を提げた若者達(笑)が向かう方向へ
一緒に歩いて行くと、地元サッカーチームのスタジアム脇から
赤いBILBOBUSのフェスティバル専用バスが次々と回送中。

早速乗り込みます。
市外の小高い丘(?)の上に設けられた会場には程なく到着。
帰りのバスを気にしつつも入場。
チケットをブレスレットに引き換えます。

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午後6時過ぎに着いたので、第1ステージでは既にBILLY TALENT
の演奏が始まっていました。ストレートなアメリカンロック
とてもシンプルでわかりやすいタイプのバンドです。

終了後、即第2ステージに移動。

次に出てくるのは私にとってはレッチリの次にお目当ての
KULA SHAKER。
意外にステージ前が混んでなく、一緒に合唱するほど熱心な
ファン達が多い割りに押し合うこともなく、ステージ前近くの
かなり良い位置でLIVEを堪能することができました。

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オープニングは「Hey Dude」♪
「Hush」「Tattva」も生で聴けて感激!
クリスピアンのギターは、とにかく上手い。
この人は何でも徹底してこなす職人気質なんだろうな、などと
思いながら聴いていました。単独ライブがあればまた行きたいな。

KULA SHAKER は、今年のFUJIロックフェスにも参加してたので
日本でご覧になった方も多いと思います。

さて、その後は場所取りも兼ねてまた第1ステージへと移動。
さっきよりかなり人が増えていて、あまり隙間も無い(^ ^;)
長丁場なので携帯していた小型の椅子に座りこみ
FISHBONE というブラックのファンクなロックバンドの演奏を
聴きながらレッチリ登場までひたすら待ちました。

開始時間は23時過ぎ(遅いですよね)(^ ^;)
周りは今までとは全然違う熱気に包まれてきました。
予想はできたのですが、レッチリのメンバーが登場すると
大きな人の波が物凄い勢いで動き始めました。

友人母娘と私は身の危険を感じたので汗
もう少し「息ができる」場所へ移動を始めました。
しかし、オープニングの「Can't Stop」のイントロが流れ始め
波の勢いはさらに強まり、本当におぼれそうになりながら
人をかき分け、その1曲目が終わる頃やっと脇の方に出ました。

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Red Hot Chili Peppers

ステージ上では、てるてる坊主のような合羽?ポンチョ?姿の
アンソニーが動き回りながら歌うのが肉眼では点のように
見える位置から、生の音を聞きつつスクリーン画像を見ながら
私達女組はライブを楽しみました。

人込みの中に残った息子達2人と友人夫の男組は、もみくちゃに
なりながらもメンバーの顔が見える程度の位置で楽しんだそう。
私よりまだ背が低い次男が心配だったんですが、周りの人達が
親切で、若いお兄さんが「おぅ、坊主レッチリ好きなのか?」
と上機嫌で数回肩車してくれたそうです。

「特にBy The Way が好き」と教えてたので、その曲になると
すかさず抱え挙げてくれたそう。ありがたや?。

途中、アホな観客がミネラルウォーターのボトルをフリーに
投げつけたので、軽く感電したらしく困った様子でしたが
他のメンバーはそのまま演奏を続け、フリーも復活して
「とんでもない目に遭ったけど、皆のためにやるから」と
軽く抗議しつつもとてもオトナというかプロな態度で
ライブを続けてくれてうれしかったです。

ライブでのお約束のジョン・フルシアンテのソロは、、、
聴いたその時には曲名が思い出せなかったのですが
めちゃくちゃ聞き覚えのある曲でした。
その場では歌詞も上手く聞き取れなかったけれど
ジョンの歌声とギターを聞いているととても切ない気持ちに
なりました。

家に戻って落ち着いて思い出した時、それはなんと!
アバの往年のヒット曲「S.O.S」だと気付いたのでした。
なるほど、と妙に納得。

セットリストです。

01 : Intro
02 : Can't Stop
03 : Dani California
04 : Scar Tissue
05 : Charlie
06 : Readymade
07 : Throw Away Your TV
08 : John Solo (SOS)
09 : Snow ((Hey Oh))
10 : Higher Ground
11 : She's Only 18
12 : So Much I
13 : By The Way

アンコール

14 : C'mon Girl
15 : Give It Away
16 : End Jam

う??ん、もっと聴きたかったけど、単独ライヴではない
ので仕方ないですね。
最後がJamで終わったので「レッチリ良く知らないけど来てみた」
というタイプの観客達のウケはイマイチだったようです。
またステージに出てくるんじゃ?と思ってたみたい(^ ^;)
こういう英語圏じゃない国の地方都市では「Give It Away」
のような曲で最高に盛りあがってスパッと終わるのが観客側には
良さそうですが、それをやらないのは妥協したくないからなのか。

と勝手に感じつつ、何万人という人込みの中男組となんとか合流。

しかし、マイケミをどうしてもステージ前で見たい長男は
既に第2ステージのほうへ一人で移動したそう(^ ^;)

マイケミ開始は午前1:30だし、すぐバスに乗れるかどうかも
わからないので、他の一行はそこで家に帰ることに。

長男を一人で帰ってこさせるわけにもいかないので、私は
後方の空いた場所に例の携帯椅子を置いて座って
また生の音を聞き、スクリーンを眺めながら待ちました。。

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My Chemical Romance

さすがにレッチリ終了後にかなりの人達が帰ったようで
マイケミ終了後は簡単に長男を見つけることができて
帰路につくことに。

しかし、会場内の別コーナーではテント張りのDISCOで
朝までフィエスタが続いているのでした。皆体力あるなぁ。

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ビルバオの夜景を見下ろしながらバス乗り場に行くと
また凄い人込み。列は無く、人の塊状態(汗)
しばらく待った後に5,6台一緒にバスがやって来たので
必死でなんとか乗り込んだところ、それは目的地じゃない
方向行きのバスでした(T-T)

バスを降りたところには地下鉄の駅があったので
それに乗りこみやっと友人宅に着いたのは朝の5時前。

もう体のあちこちが眠ってる状態(苦笑)

それにも懲りず来年はどのバンドが来るのか既に期待
するほど楽しいライブ、野外フェスでした♪