チキ便り~バスク地方のとある街より

スペイン北部からフランス南西部に広がるバスク地方から発信しています

2008年05月

ビアリッツ散策 3

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海辺のプロムナード

雑誌やブログでビアリッツについて書いてある時、必ずといってよいほど
紹介されている場所ですね。

ちょうど建物の影になっているところにはテラス席がもうけてあって
散歩の途中、何か飲みながら海を眺めてちょっと休憩するには最適。
ゆったりした時間を堪能できます。

当日は既にサロン・ド・テで十分のんびり過ごしたので
このプロムナードを通り抜けて、特に目的もなく街中を散歩してから
帰ることにしました。

海岸近くの界隈には高級ブティックや雑貨屋などが並んでいて
それをウィンドーショッピングするのも楽しいのですが
当日は静かな住宅地を歩いてみることにしました。

海岸沿いは観光客で賑わっていますが、ちょっと中の通りへ入ると
ひっそりと静かな住宅街になっていて、フランスらしい建物が並ぶ
生活の場としての街の雰囲気が味わえて、そういうところを
ただぶらりと歩いてみるのも好きなんです。

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こんな可愛らしい邸宅があったり

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こんな物件が売りに出ていたり

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一番上の小さな部屋の中はどんな感じなんだろう

などと想像しながらひと歩きしてみました。

別の機会に違う界隈を歩くことがあったらまたご紹介しますね。

ビアリッツ散策 2

ビアリッツのスイーツ、続きます。

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迷い抜いて頼んだ「赤いベレー(Beret Rouge)」は大正解
だったのですが、他のお菓子にも未練タラタラ(苦笑)

なのでおみやげに他の種類のお菓子も何個か買ってみました。

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ミントブルーの可愛い箱ハート

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くるみ入りのチョコブラウニー 濃厚だけど上品な味でした。

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ピスタチオのスイーツ おいしいけど甘味がかなり強かったです。

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そしてプチ・ガトーバスク。黒さくらんぼ(ブラックチェリー)ジャム入り。
おみやげに買ったものの中ではこれが一番好みの味でした音符

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つづく

ビアリッツ散策 1

ある日曜日の朝、「ビアリッツにお茶しに行きましょう」と誘っていただいて
お友達おすすめのティーサロンに出かけてきました。

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MIREMONT(ミルモン)
1 Bis, place Clemenceau Biarritz

ビアリッツの中心部、ギャラリー・ラファイエットの近くで
わかりやすい場所にあります。

1872年創業の老舗ティー・サロン(サロン・ド・テ)
中に入るとまずショーケースの中にずらりと並んだ色とりどりの
可愛らしいケーキやムースに目を奪われますハート

ケースの上に並べられた焼き菓子もおいしそう?音符

上階のサロンでお茶と一緒にいただくことにしました。

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お菓子だけじゃなくて、このデコレーションの可愛さにも魅了されます。

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そして窓際の席からはこの眺め!

さて、数あるお菓子の中から迷いに迷って、フランス語で確か
「赤いベレー(Beret Rouge)」と名付けてあったものを注文してみました。

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ホワイトチョコのムースにラズベリー風味のコーティングのようで
軽い甘さで大好きな味でしたハート

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フランスのスイーツの繊細さを味わいたかったので紅茶にしたのですが
ここはホットチョコレート(ショコラ)でも有名だそうで
お友達はその味を堪能していました。

つづく

旅 7月号 バスク特集

続きますね?、雑誌のバスク特集。

本 旅 7月号 新潮社 5月20日発売

今度は女性誌です。
当然ですがとっても女性の好みのツボをおさえた内容と写真が
盛りだくさん。

フランス側は、男性誌では全く触れていなかった街バイヨンヌの
チョコレートの話、さくらんぼで有名なイッツァス村の話
リッチなビアリッツと可愛い街サン・ジャン・ドゥ・リュズの
紹介はもちろん、プチホテルやスイーツの話題も。

スペイン側はサン・セバスチャンを中心にすでにお馴染みの場所や話題に
さらに詳細な情報を加えてあります。

「もう行ったことあるよ?」「そこ知ってるよ?」という方も
一見の価値ありかもですよ。

素朴な雑貨が好きな方に人気の、バスクの栗の木のカゴなんかも
紹介されてます。

ケパ・フンケラ 2

【HIRI ビデオクリップ】



音楽はCDで聴いたりDVDで映像と共に楽しむことができますが
やはり本当の醍醐味は生のサウンドと臨場感でしょうか。

5月8日(木)サン・セバスチャンのKurssalでケパ・フンケラの
LIVEがあったので、心を躍らせながら出かけました。

LIVE毎に編成の変更があるようですが(ケパ+2人のトリオ編成の時もあり)
当日はケパを含めて7人編成のバンド形式でした。
(トリキティシャ、ギター/マンドリン、キーボード、ベース
チャラパルタ/アルボカ、チャラパルタ/パーカッション、ドラム)

ステージの背面ではスクリーンにイメージビデオが投影され
曲によってはバスクのコンテンポラリーダンスグループAukeranが
ケパ達が奏で出すサウンドと見事にコラボレーションした踊りを
披露し、ビジュアル的にも動きのあるとても面白いステージ演出でした。

Compania de Danza Aukeran
http://www.aukeran.com/

今年結成10周年を迎えるこのダンスグループも、踊りのベースは
バスクの民族舞踊であり、それにモダンなアレンジを加えていく
という形がケパの音楽の在り方にもおおいに通じています。

この日はバスクでセレモニーや大事な客人を迎える際に敬意を
表わすために演じられる「Auresku(アウレスク)」をケパが単独で
演奏し、Aukeranのトップダンサーが演じステージの幕開けとなりました。

その後はアルバムタイトル曲「HIRI」と続き、同アルバムから中心に
以前のアルバムの曲もおりまぜて、「ビルバオ午前0時」からの「Bok Espok」
で締められ、アンコールはサン・セバスチャンにゆかりのある曲や
サッカーチームのレアル・ソシエダ応援歌まで飛び出す大サービスぶり。
2時間という時間がとても短く感じる楽しさでした。

ビルバオ(ビスカヤ県)出身のケパがかつて初めてトリキティシャの
コンクールで演奏した時、トリキティシャ発祥地で演奏者も多い
ギプスコア県が会場だったことと、ケパの演奏の仕方があまりにも
斬新だったため、保守派の観客達からブーイングをうけたことが忘れられないという
少し苦い思い出も過去にはありましたが、すでに今ではギプスコア県内でも
相当な人気者です。

観客はもちろん拍手喝采で大喜びなのですが、演奏しているケパや
バンドのメンバー、ダンスグループの面々、アンコールの時に参加した
地元のアコーディオン、チストゥ奏者達全員が醸し出す
「演じることの幸せ感」が満場に漂うパフォーマンスでした。

これはケパが持っているコーディネーションの才能に依るところが
大きいと思いました。

バスクはもとより世界中の色々なミュージシャン達とジョイントしたり
世界各地の音楽祭(特に民族音楽系のフェスティバル)に参加したり
また地元バスクの音楽学校で若い生徒達に楽器の演奏指導をしたり
多忙を極める日々を送りながら、次の、またその次のプロジェクトも
同時進行中のケパ。

良く「天才」という言葉で形容されていますが
天から授かった才能は、超早弾きと言われる演奏力、創造力だけに
留まらず、過去の全ての作品データや涌き出てくる新しいアイディア
コラボレーションするアーティストの本質的に良い部分を抽出する力
あらゆる情報を完璧に管理できるキャパシティも備えている
本物の天才です。

天才ですが、全くエキセントリックではなくてとてもオープンな
温かい人で、そういう人柄だからこそ内外の多くの歌手やミュージシャン達が
一緒に仕事をしたいと思うはずです。

今年の年末に発売予定のアルバムでは、スペイン・ポルトガルの
有名歌手達が挿入曲を全てバスク語で歌うそうです。

「バスク語やバスクの心はバスク人にしかわからないと思ってる人達
に特に聴いて欲しい」というケパの言葉には「自分達は特別だ」という
偏った優越感を抱いている一部のバスク人や、マドリッドはじめ他地方で
「バスク」と聞いただけで拒絶反応を示す人達にも、肩の力を抜いて
一人の人間として音楽を、バスク語の響きを楽しんでほしいという
願いがこめられているのだと思います。

その新作が出た後の世間の反応が楽しみです。

ケパの音楽はこれからも多数の人達を大きく包み込みながら、
もっともっと多方面に広がっていくことでしょう。

ケパ・フンケラ 1

バスクの音楽は、聴いていると何となく物悲しく感じる
そんな私のイメージを思いっきりひっくり返してくれたミュージシャン

ケパ・フンケラ(KEPA JUNKERA)

公式サイト http://www.kepajunkera.com/

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trikititxa(トリキティシャ/ボタン式ダイアトニックアコーディオン)を
自在に操って心に優しく、温かく響くサウンドを奏でてくれる
バスクを代表する音楽家です。

昨年度のNHKのスペイン語会話(TV)でも最新アルバムHIRIの中の
「Tatihou」という曲が使われていたので、知らずに耳にされてた方も
多いかもしれません。

ケパが創り出す音楽は、バスクという小さな一地方から
すでに世界へとクロスオーバーしていて、今後も益々壮大に
広がって行く可能性を秘めています。

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10才の時にプレゼントされたtrikitixaを独学で習得し
最初はバスクの伝統音楽を街のお祭りなどで演奏しながら
活動するうちに自然とあふれ出てきたイマジネーションで
彼独自のアレンジを加え始めるようになり、次第にバスク内での
知名度を上げていきました。

18才の時、バスクを代表するバンドOskorri(オシュコリ)に参加
したことでさらに注目され、その後は様々な楽器や他国のミュージシャン達
との斬新なコラボレーションで新しい世界を創り出すことによって
バスクのtrikititxaという楽器とサウンドの認知度を徐々に
バスク内から外へと向けて高めていきました。

最新アルバム「HIRI(イリ)」では、世界中の各都市名が曲のタイトルに
なっています。その中に「NAGOYA」という曲もあります。
ケパ自身は名古屋には行ったことがないのですが、ケパがプロデュースした
バスクの木製打楽器チャラパルタのユニット「ETXAK(エチャック)」が
愛知博で名古屋を訪ねたのを記念して作ったそうです。

代表的でおすすめの2作と個人的に好きな1作をご紹介

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 HIRI(イリ) 2006

公式サイトでサンプルも聴くことができます。
さっそくケパのサウンドに触れてみて下さい。
アップテンポの曲もありますが、全体的に穏やかさが漂っています。
ゆったりした気分になりたい時、眠りにつく前などにもおすすめです。

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 Bilbao 00:00h(ビルバオ午前0時) 1998

2枚組みの力作。内外から多数のミュージシャン達が集まり
ケパと共に作り上げた楽曲がぎっしりと詰まっています。
内外での知名度を一気に押し上げた代表作です。

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 Kalejira Al-Buk(カレヒラ・アルブック) 1994

私が初めてケパのサウンドをアルバムとして知った作品で
この頃はまだバスクの、特にフィエスタ(祭り)時に
良く演奏されるようなアップテンポの伝統音楽色が強く
若々しい勢いもあって個人的にとても好きな作品です。

アマゾン(日本)で入手できるケパ・フンケラおすすめCDリスト

ピーター・バラカン氏選曲による日本編集盤トリッキー!なども含めて
他の作品も紹介されています。

http://www.youtube.com/user/kepajunkeraweb

アルバム「HIRI」の曲中心ですがビデオクリップもYoutubeで公開されています。

曲によってはバスクの街並み(主にビルバオ)も見られます。

ピンチョス 追加します

前日記よりしばらく経った土曜の午後にぽっかり時間ができたので
またサン・セバスチャンまで出かけてきました。

その日は「はしご」ではなくてアロニャ・ベリから動かないプラン
ということでお友達と意見が一致。
このBARのピンチョスをじっくり堪能することにしました。

午後7時半頃に店に入るとまだ人が少なく、即テーブル席につけました。
ラッキー♪

まず最初のオーダーは、先日画像が撮れなかった

erizo de mar

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ウニのスープです。

その後、先日も頼んだピンチョスを再度味わった後
メニューに載っていないもので何かよいのはないかなと
カウンターの黒板に書いてある品目を眺めていると
オーナーのおじさんが「cigala(手長海老)がいいよ」
とおすすめしてくれたので早速オーダーしてみました。

cigala con gaspacho

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手長海老とガスパチョ

これは!この日食べた中で一番気に入った味でした。

香ばしい海老の味+フルーティであっさりしたガスパチョ

ガスパチョは、トマトだけじゃなくてイチゴかラズベリーが
ほんの少し入っているような味と色でした。

さらにチャレンジ精神が湧きあがってきたので(笑)
デザートも頼んでみました。

tarta de nuez

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くるみのタルト

ご覧のとおりくるみがぎっしりと詰まっていて濃厚でした。
おいしいけれどかなり甘いです。
お茶だけに立ち寄った時にたっぷりめのコーヒーといただくと
いいかな。

他にバスクでは有名なイディアサバルのチーズを使った
チーズケーキもメニューに載っていました。どんな感じなのかな。
もし試した方がいらっしゃったら感想を教えてくださいね。
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