KAYOさんの説明を聞きながら「それが食べたい!お願いします」
という感じで次々に注文品を頼みました。その中に肉料理は一品も入ってませんでした(´∀`)
ワインは銘柄は忘れましたけど、KAYOさんオススメの
Saint Jean Pied de Port(山バスクの街)産の白ワインをオーダー。
まず出てきたのは、アンチョビーのマリネ。
これはスペイン側と全く同じ味付け。オリーブオイル、ビネガー、塩、パセリだけという
とてもシンプルな一品ですが、これだけでパンとワインがどんどんいけそうで危険です(笑)
そしてムール貝。
スペイン産より小ぶりですが、ハーブとバターの風味が効いた身の締まった
美味しいムール貝でした。
そしてイワシの炭火焼。
こうやってテーブルに置かれた途端、誰かが「ししゃもみたい!ししゃも食べたいなぁ」と
口にしたほど整然と並べられたイワシ。
粗塩をふってオリーブオイルを垂らしてあります、そこにレモンをじゅぅ~っと絞って、、、
「骨も柔らかくて食べられますよ~」とのことでそのままかぶりつき。
次はホタテ。
生ハムとクルトン、チャイブが添えてありました。
スペイン側ではホタテというと、刻んだ身+野菜にホワイトソースを混ぜて
グラタン風に焼いたものが主流なので、こんな感じにホタテの味そのものが
楽しめるのは新鮮でした。
合間に出て来たスープ。
素材は確かカリフラワーだったと思います。クロスを敷いてあるのが可愛い
まだまだ続きます、手長海老。
バスクではスペイン側でもフランス側でも良く食べられる手長海老。
くせのないそれでいて旨みが凝縮された上品な味のする海老です。
見た目もおもしろいのでスペインではパエリャの上に乗せられて出てくることも多いですね。
スペイン側では魚介料理は、とてもシンプルにオリーブ油・塩・ニンニクで調味されることが
多いのですが、フランス側ではバターを使ってあるのでいつもと違った味覚を楽しむことができました。
魚のグリルは2品頼みました。スズキとサン・ピエール(マトウダイ)。
サン・ピエールという魚はスペイン側バスクに住むメンバー全員初耳でした。
このサン・ピエールという魚はフランスではとても一般的に食されているものだそうです。
あっさりした白身と上に乗せられたガーリックやハーブとの調和がとてもおいしく感じられました。
つけ合わせはこれ。
ラタトゥイユ。タマネギ、ニンジン、ピーマン、ズッキーニ他色々な野菜のトマト煮込みですね。
魚料理にも肉料理にも良く合います。
魚介三昧で至福のひととき。皆かなりお腹一杯になってるはずなんですが
誰も「デザートは結構です」とは言いません(笑)
ココナツアイスのマンゴーソース添え。
他にチョコムースとシャーベット(3種)を分け合ったんですが、どれも繊細な味で甘さも控えめ
大満足のランチタイムでした。
気になるお値段ですが、一人当り35ユーロ(約4300円)でした。
頼む量やワインによって料金は前後すると思いますのでご参考までに。
初夏になると生食できる貝類の盛り合わせもメニューに入るそうで、それも楽しみです。
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