チキ便り~バスク地方のとある街より

スペイン北部からフランス南西部に広がるバスク地方から発信しています

2011年09月

第59回サン・セバスチャン映画祭で是枝監督の「奇跡」を見る

zinemaldia

FESTIVAL DE CINE SAN SEBASTIAN / DONOSTIA ZINEMALDIA

http://www.sansebastianfestival.com/es/(スペイン語)

http://www.sansebastianfestival.com/in/(英語)

zinemaldia1


今年も9月16日(金)から24日(土)までサン・セバスチャン国際映画祭が開催されました。
(このブログを書いている時点ではまだ受賞内容は発表されていません)

是枝裕和監督『奇跡』が第59回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門で現地時間20日に
メイン会場のKursaal国際会議場で上映され、是枝監督と主演のまえだまえだコンビが会場入り
前田兄弟は紋付袴姿で観衆の注目の的になっていました。

シネマトゥデイの記事
http://www.cinematoday.jp/page/N0035561

映画祭サイト内での紹介ページ
http://www.sansebastianfestival.com/in/pelicula.php?ano=2011&codigo=590078




前田兄弟が演じる二人もそれぞれの友人達である子ども達の生き生きとしたした姿と純粋な気持ち
それを優しく見守る周りの大人達との関わり方、映像の美しさ、バックで流れる音楽、、、
見ている時も見終わった後も穏やかな気持ちに包まれました。

1800人収容の会場は満員で大盛況で、上映終了時には満場から拍手が沸き起こり
会場を出る是枝監督と前田兄弟はその拍手と大観衆に見送られたのでした。

日本の家族や子どもたちの日常を描いた映画に興味を持ってもらえたり、感嘆の声があがったり
するのはうれしいものですね。

これを機会に日本映画がスペインでももっと気軽に一般の映画館でもロードショーで
観られる機会が増えればいいなと思います。



授賞式の模様は現地時間20:30より放映されます。

http://www.sansebastianfestival.com/es/tv_directo.php


【追記】

是枝監督の「奇跡」は、最優秀脚本賞を受賞されました。おめでとうございます


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サン・セバスチャンの旧市街でがっつり食べたい時は

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 C/Mayor マヨール通り

日曜日の旧市街、縦横に交差する通りは大賑わい、BARやレストランも大混雑です。
主な通りはどっちを向いても似たような状況です。

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 C/ 31 de Agosto 31デ・アゴスト(8月31日)通り

最先端の内装や照明をあしらったモダンな三ツ星のレストランや
創作ピンチョスのような凝りに凝ったお料理を食べるのも楽しみですが

典型的なバスク料理を家庭的な雰囲気でがっつり食べてみたいという方におすすめの
BARレストランがこちらLa Viña(ラ・ビニャ)です。

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50年以上代々家族経営されているBARレストランで、いつも店内は人で一杯
この日はレガッタの後ということもあってテーブル席は当然空き待ち状態でした。

それでもなんとか席につき、まず居酒屋風に一度に何品か頼みました。

まずきたのはタコのガリシア風(Pulpo a la gallega)

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あら?典型的なバスク料理レストランをおすすめと冒頭に書いたのにいきなりガリシア風とは、、

でもバスク内のたいていのBARレストランにあるメニューなんですよね。

とにかく、当日の一行は全員タコが大好き
あっという間に一皿目は空っぽに、、、次のものに取り掛かりながらタコおかわり(笑)

クリームコロッケやムール貝のコロッケ風など続いた後に来たのは

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Chorizo a la sidra(チョリソのシドラ煮)

かなり汁が飛び散ってますが(苦笑)その日の店内はもの凄い喧騒で、ウェイターさんも
次から次へと注文をこなすのがやっとで汗びっしょりになって奮闘されてました。

そんな怒涛のランチタイムの締めはこれ

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ベイクドだけど舌触りはレアのような、、、こんな濃厚なチーズケーキ初めて食べました

もちろんこれもみんなでシェアしたんですけどね。

既に何回もリピートしているお友達が驚愕のレシピを教えてくれましたよ。

1ホール分/クリームチーズ1kg 卵7個 砂糖400g 小麦粉大さじ1 生クリーム500g 

La Viña は中に入ってすぐのスペースがBARスペース、カウンターに並んでいるピンチョスや
タコ、チョリソ、青唐辛子の素揚げ他色々の一品料理やこのチーズケースを手軽に食べられます。

奥はレストランスペースでメルルーサのグリーンソースやイカの墨煮、チュレタ(厚切り骨付きステーキ)
などバスクの郷土料理が色々楽しめます。


La Viña
C/ 31 de Agosto, 3  San Sebastian
Tel.943427495

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ククシュムシュの福島漁連支援Tシャツ販売(サン・セバスチャンにて)

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Kukuxumusu(ククシュムシュ)の福島漁連支援Tシャツ販売は、引き続き

・Kukuxumusuの実店舗、オンラインショップ(スペイン国内・海外発送有り)

日本バスク友好会(日本国内販売)

で行っておりますが、バスク地方内での独自のイベントや、関連イベント、街のフィエスタへの参加
などでも実地販売しています。

ラ・コンチャ湾でのレガッタ競技の日は、サン・セバスチャン市役所の裏手にスタンドを設置して
この支援Tシャツと、Kukuxumusuの創設者・作画デザイナーのミケル・ウルメネタ氏が
このプロジェクト用に描いて下さった魚モチーフのロゴを使った新バッジも販売しました。

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市が運営するエコ推進キャンペーンのスタンドと共に、レガッタ競技が良く見える港へ向かう
ちょうど通り道に設置しましたので、大勢の人達の目に入ったのですが
何せ皆さん観戦が目的で来てらっしゃるので、場所取りのため急ぎ足(苦笑)

それは仕方ありませんね。
レガッタ競技が終わって、皆さんが戻って来る時に期待しましょうということに。

それでも、観戦用の入場券のために並んでいた人達や場所取りに焦っていない人達が
「これは何をしてるんですか?」と足を止めて話を聞いてくださったり

「KukuxumusuのTシャツだ!」とブランド効果がうかがえたり

「親戚の子が日本が好きだから」と言ってTシャツを買ってくださる方もいました。

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競技が終わってレガッタも撤収されていきます。

「何時までここにいますか?レガッタを観終わったら戻って来ますからね」
と言って去っていった男性も約束どおりスタンド撤収間際に戻って来てバッジをご購入下さいました。
事前の告知も何も無い飛び込み参加でしたが(市の許可はもちろんいただいてます)
興味を持って支援活動の話を聞いて下さった方々やTシャツ・バッジをご購入下さった方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。

時間が経つにつれて、記憶や印象、関心が徐々に薄れていくのは仕方のないことですが
できることをできる時に続けて行こうと有志の方々と話しています。

当日は、Jさん親子、Mさんご夫婦とご一緒しました。

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さて、撤収時はすでにランチタイムに突入していました。

レガッタ当日は通常の日曜日よりさらに人出が多いので、昼ご飯をおいしく食べられる場所を
確保するのはなかなか過酷なミッションでした。

とりあえず旧市街へと繰り出しました。

つづく

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ラ・コンチャ湾でのレガッタ競技(サン・セバスチャン)

Las regatas Bandera de la concha

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撮影:Anatoly Senkiv

毎年9月の第一・第二日曜日にかけて開かれるラ・コンチャ湾でのレガッタ競技は
1879年からの長い歴史を持っています。2008年からは女子チームの競技も開始されました。

予選を勝ち抜いたバスク・カンタブリア・ガリシア地方の7チーム+サン・セバスチャンの1チーム
計8艇によって争われます。

ラ・コンチャ湾から外海に出る辺りがスタート地点で、外海に設置された折り返し地点との
往復を4艇ずつ2回に分けたレースでベストタイムを競います。

各地元に密着したチームの参加ということで、この日は参加チームの応援団が町をあげて
サン・セバスチャンに集結します。

各チーム毎に「旗」の色が赤、紫、緑、黄、紺、ピンク、、と決まっていて、お揃いでその色の
Tシャツを着ている人達も多く、遠目でもどこの応援団かが一目瞭然です。

Dscf5431

レースは正午に開始されます。
朝の早いうちからラ・コンチャ湾の周りには続々と人が集まってきます。

Dscf5423

ただ、レースは外海に向かって行われるので、ラ・コンチャのビーチやこの辺りでは

Dscf5425

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「湾内に浮かんでる船(審判や救護船や応援用も?)の数がいつもより多いな」程度に感じるだけで
レースの様子はほとんど見えません。

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もう少し奥の水族館がある辺りまで行けば様子がわかりそうです。

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撮影:Anatoly Senkiv

遠景なのでわかりにくいですが、城壁の上にはずらりと観客が並んでいます。
少しでもよくレガッタを観ようと思ったら、早めにこのウルグル山に登って場所取りをする必要があります。

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撮影:Anatoly Senkiv

真ん中に小さく見えるのは、パサヘス・サンファン(ピンク)とオンダリビア(緑)のレガッタでしょう。

スクリーンが設置されているわけでもなく、応援団がぎゅう詰めで待機している狭い一角の
近くにいないと、いつレースが始まっていつ終わったのかもわからない状態でした。
レースそのものはTVの中継を自宅で見ているほうがより把握できます(苦笑)

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撮影:Anatoly Senkiv

今年の優勝チームは、ビスカヤ県のUrdaibai(Bermeo)でした。

レースが終わりに近づくと、それまで外海で待機していた数多くの船がレガッタを追うように
汽笛を鳴らしながら一斉にラ・コンチャ湾に向かって行きます。

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撮影:Anatoly Senkiv

消防艇も景気付け(?)に水を噴射して優勝チームを祝います。

レースが終わるとちょうどランチタイムの時間帯。
ラ・コンチャ湾で観戦していた人達は、サン・セバスチャンの旧市街にどっとなだれ込んで行きます。

人々にとってこの日のお楽しみはまだまだこれから。

ブログの記事にもつづきがあります。

レガッタのドキュメンタリー動画






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目にも楽しい創作ピンチョス Bar ZERUKO(バル・セルコ)

pincho-chipi

これ何でしょう?

しばらく前にサン・セバスチャンの旧市街にあるBAR Zeruko(セルコ)に行った時に
おすすめのピンチョスをいくつか頼んでみたのですが、今日掲載する2品がとても印象に残りました。

最初のピンチョは、名前を忘れたのですがたぶん海のRosa(薔薇)というような感じだったと思います。

なんと小イカを丸くまとめて薔薇の花に見立ててあるんです(笑)
しかもこのグラスに入っている赤い液体から薔薇の香りが漂っていたからか
そのイカの薔薇もなんとな~く香りがしみていたような気がします。

斬新なビジュアルが強烈でしたが、味はあっさりしてておいしかったです。


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これが出てきた時は「これをどうやって食べろと言うんだろう」と皆で顔を見合わせながら
笑ってたのですが、お店の人が説明してくれました。

Minitarrina de bacalao al sarmiento con ensalada efervescente de caserio

炙った鱈のカナッペ 地元農家産の発泡性サラダ添え

まだ良くわかりませんね(苦笑)

鱈の切り身を煙でしばらく炙って、それをミニカナッペの上に乗せて一緒に食べてね
ということでした。

そしてチューブに入ってる緑のものは液体状のサラダ。
ミニテリーヌの前に食べた(飲んだ)か後だったかもう忘れましたが、味はビミョウでした。

このBARではカウンターにもところ狭しと色々なピンチョスが並んでいますし、それとは別に
品書きを見て調理して出してもらうピンチョスもあります。

自分の好みの味かどうかは食べてみないとわからないので
どれにするかおおいに悩みますが、ピンチョスのコースもあるそうで
いつか試してみたいと思っています。

HPには18品のピンチョスの写真が紹介されていますので、行ってみたいなと思われた方は
どうぞご覧になってみてください。

http://www.barzeruko.com/

http://www.barzeruko.com/barzeruko_cocina.html

Pescaderia 10 (Parte Vieja)
DONOSTIA-SAN SEBASTIAN
tel.943423451



ところで、サン・セバスチャンでも超人気店で、雑誌などでもピンチョス特集となると
必ず掲載されていたBAR Aloña Berri-アロニャベリ(グロス地区)は、オーナーご夫婦が引退されて
現在は休店状態です。

ピンチョスのレシピも込みで跡を継いでくれる人を探しているという話を聞きました。

このBARのピンチョスは、数多くあるサン・セバスチャンのお店の中でも格別おいしくて小粋なので
早く後継者が見つかって再開されるのを待っています。

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