昨晩、夕食の用意をしていた時のことです。
公園で遊んで帰って来た長男が独りごとのように
「se hacabo un dia de la nuestra vida」と言ったのでビックリしました。
「一生のうちの一日が終わった」もっと意訳すると
「寿命が一日短くなった」という感じのセリフなんです。

「ええーっ?その年(13才)で、もうそんな考え方するの?」
と私が言うと「だって、そうでしょ」と(^ ^;)
(この会話は日本語です)
いやあ、長男は結構センチメンタルな性格なのだなぁ
と思ったのでした。
厳密に言うと複数形になっているので、私の寿命も
一日短くされたわけですが(笑)

コップに、半分水が入ってるとして
「もう半分しか残ってない」と思うか
「まだ半分残ってる」と思うか。性格によって違いますよね。
「水」じゃなくても例えは「夏休み」でも良いですね。
「夏休み、もう半分しか残ってない、あぁ残念」と
「夏休み、まだ半分残ってる、あれとこれをしよう」
じゃ、気分の明るさがだいぶ違ってきますよね。

長男は無理なことにはあえて挑戦しない堅実なタイプかもしれません。
次男は逆に実力以上に自分を過信しているお気楽な性格。
将来それぞれどんな人生になるかわかりませんけどね。

でも、周りの人からの扱われ方を見ていると要領がよい次男のほうが
やっぱり得をしているような気がしますよ。今までのところ。
ユーミンの歌に「欲しい物は欲しいと言った方が勝ち」
ってゆーのがあったなぁ、とふと思い出しました。

スペインでは特に言いたいことは言わないと損をする
(放っておかれたりする)ケースが多いですからね。