私はまだ読んでいないのですが、友人が日記に「面白い!」
と書いてたので、公式サイト(あるんですよ-笑)で
チェックしてみました。

作者は昔「もみじまんじゅう?」というギャグで
一世を風靡した島田洋七さんです。
このギャグを覚えている人なら、この本の時代背景にも
馴染みがあると思います。
日本がどんどん豊かになっていく、その少し前の時代。

まず何より、がばい(すごい)ばあちゃんの語録が
笑いのツボにはまりました。

通知表は、0でなければええ。1とか2を足していけば5になる。
人生は総合。


返す言葉がありません。

ケチは最低!節約は天才!

ごもっとも。

今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行に行ったり、
寿司食ったり、着物仕立てたり、忙しか。


そうそう、お金持ちになると何故かできないことも増える。

あんまり勉強するな!勉強すると癖になる!

私は癖はつきませんでした(爆)

貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。
うちは明るい貧乏だからよか。
それも最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。
自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。


子供を不安にさせないこの説得力!素晴らしい。

「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
「じゃぁ、答案用紙に『わたしは日本人です』って書いとけ」
「漢字も苦手で・・・」
「『僕はひらがなとカタカナで生きていきます』って書いとけ」
「歴史も嫌いでなぁ」
「歴史もできんと?『過去にはこだわりません』って書いとけ」

人生何が起きてもなんとかやっていけそうです。

外に出るときは磁石を引いて歩いてたというばあちゃん。
(理由は公式サイトか本を見て下さい)
佐賀には少し住んだことがあるので、本を読んだら
土地柄などさらに深く感じるところが(笑)あると思います。
(注:佐賀=貧乏ということではありません、念の為)(^ ^;)

映画も現在ロケ中ということで、きっと懐かしい場所が
色々出てくるだろうなぁ。

佐賀を知らない人でも「懐かしさ」や「心の豊かさ」を
ほっこり味わえる本なのでしょう、きっと。
近いうちに読んでみたいと思います。