土曜日にフルコース料理を食べてきました。

一品め サラダ(空腹だったので写真撮り損ねました)(^ ^;)

トマトやジャガイモ、黒オリーブなどの具に
シェフの説明によるとトリュフ入りビネガーをかけたそう。
キャビアもどき(見た目はかなり近いです)も混じってました。

二品め ポロねぎのパイ アスパラガスクリーム添え

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これ大好きなんですよ?♪
サクサクのパイ生地の中にトロリとやわらかいポロ葱の具が
詰まっていて、今日はふわふわのアスパラガスソースまで
添えてあります。これがあっさりしててまた良く合う☆
シェフがソースの作り方を解説してましたが
私は写真を撮るのと食べるのに忙しくてレシピ覚えてません。

三品め まぐろのスカロッぺ 赤ピーマンソース添え

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一見お肉みたいですよね。食べてみても魚の臭みがなくて
あっさりした身にこの赤ピーマンベースのソースを
からめるとちょうど良い食感なんです。
上に乗ってるのは緑のピーマンのソテー。
スペインはピーマンを使った料理もバリエーションが多くて
日本ではピーマン嫌いだった私がピーマン好きに
変換してしまったくらいです。

四品め 狩猟料理

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秋は狩猟のシーズン。この画像は「野鳥」料理ですが
シェフ自らしとめてきたものです。
狩猟料理には他にも、鹿・イノシシなどもあります。
普通の食肉より味が濃いのでワインや野菜をふんだんに使った
ソースでことこと煮込むと独特な旨みが出るのです。

この後はデザート・シャンパン・コーヒーで締め。

あぁ、満腹・大満足です。
量の割に胃にこたえなかったのは、それぞれの分量が
適度だったからでしょうね。

で、どこで食べてきたかというと、レストランではなくて
義妹の家なのです。義弟は、プロのシェフ並の腕前で
バスク地方というとよく話題に出る「美食クラブ」のメンバーでも
あり、そのクラブで新しいレシピを覚えてきたり、料理番組を見たり
とても研究熱心。家族・親族はその恩恵にあやかってる
わけです。

この日は義妹の誕生祝だったのですが、親族のクリスマスディナー
元旦のランチもまたこの「シェフ」にお任せです。彼の口から
「なんで自分だけやらなくちゃいけないんだ?」なんてセリフは
決して出てきません。義弟が料理中は「台所立ち入り禁止」で
手伝う必要もないんです。

新しいメニューで皆を驚かせたり喜ばせるのが好きなのでしょう。
良い人だ(^-^)

いつも料理をふるまった後に皆から「レストラン開いたら?」と
言われるようですが、本人は「家族や友達の分を作るのと
レストランで仕事として料理するのは全然内容が違うから」
と、全くその気はないようです。趣味に留めておくのがいいと。

「じゃあ、料理本を作るのはどう?」と言うとまんざらでもない
といった表情でした。
今まで作ったメニュー一覧やレシピも自分で整理してて
「だいたいここに入ってる」と頭を指差してました。

普段は技師の仕事をしてるんですが、狩猟・魚釣りが好き
山に入ればどっさりキノコを採って来るし、大工仕事もこなすし
一家に一人こんな人がいたらいいですよねぇ。

ちなみにバスク地方でイチバンのおすすめレストランは
義弟によると「スベロア」(Zuberoa)だそうです。
私もいつか行ってみたい。