バスクの音楽は、聴いていると何となく物悲しく感じる
そんな私のイメージを思いっきりひっくり返してくれたミュージシャン

ケパ・フンケラ(KEPA JUNKERA)

公式サイト http://www.kepajunkera.com/

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trikititxa(トリキティシャ/ボタン式ダイアトニックアコーディオン)を
自在に操って心に優しく、温かく響くサウンドを奏でてくれる
バスクを代表する音楽家です。

昨年度のNHKのスペイン語会話(TV)でも最新アルバムHIRIの中の
「Tatihou」という曲が使われていたので、知らずに耳にされてた方も
多いかもしれません。

ケパが創り出す音楽は、バスクという小さな一地方から
すでに世界へとクロスオーバーしていて、今後も益々壮大に
広がって行く可能性を秘めています。

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10才の時にプレゼントされたtrikitixaを独学で習得し
最初はバスクの伝統音楽を街のお祭りなどで演奏しながら
活動するうちに自然とあふれ出てきたイマジネーションで
彼独自のアレンジを加え始めるようになり、次第にバスク内での
知名度を上げていきました。

18才の時、バスクを代表するバンドOskorri(オシュコリ)に参加
したことでさらに注目され、その後は様々な楽器や他国のミュージシャン達
との斬新なコラボレーションで新しい世界を創り出すことによって
バスクのtrikititxaという楽器とサウンドの認知度を徐々に
バスク内から外へと向けて高めていきました。

最新アルバム「HIRI(イリ)」では、世界中の各都市名が曲のタイトルに
なっています。その中に「NAGOYA」という曲もあります。
ケパ自身は名古屋には行ったことがないのですが、ケパがプロデュースした
バスクの木製打楽器チャラパルタのユニット「ETXAK(エチャック)」が
愛知博で名古屋を訪ねたのを記念して作ったそうです。

代表的でおすすめの2作と個人的に好きな1作をご紹介

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 HIRI(イリ) 2006

公式サイトでサンプルも聴くことができます。
さっそくケパのサウンドに触れてみて下さい。
アップテンポの曲もありますが、全体的に穏やかさが漂っています。
ゆったりした気分になりたい時、眠りにつく前などにもおすすめです。

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 Bilbao 00:00h(ビルバオ午前0時) 1998

2枚組みの力作。内外から多数のミュージシャン達が集まり
ケパと共に作り上げた楽曲がぎっしりと詰まっています。
内外での知名度を一気に押し上げた代表作です。

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 Kalejira Al-Buk(カレヒラ・アルブック) 1994

私が初めてケパのサウンドをアルバムとして知った作品で
この頃はまだバスクの、特にフィエスタ(祭り)時に
良く演奏されるようなアップテンポの伝統音楽色が強く
若々しい勢いもあって個人的にとても好きな作品です。

アマゾン(日本)で入手できるケパ・フンケラおすすめCDリスト

ピーター・バラカン氏選曲による日本編集盤トリッキー!なども含めて
他の作品も紹介されています。

http://www.youtube.com/user/kepajunkeraweb

アルバム「HIRI」の曲中心ですがビデオクリップもYoutubeで公開されています。

曲によってはバスクの街並み(主にビルバオ)も見られます。