FIESTA CULTURAL DE JAPON EN BILBAO 5

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東京・田園調布「船八」のご主人畑中さんによる握り寿司の実演は
溢れる人垣で大盛況でした。

このイベントのために日本からお越しくださった畑中さんは、この道一筋48年の方。

その手から次々に魔法のように作り出される 寿司たちはお客さん達
(スペイン人、バスク人、日本人、、)を唸らせるおいしさでした。

実演会では、またたく間に皆の手が伸びて出来上がったお寿司は
あっという間に消えていきました。

ビルバオ市民(?)の極々一部の人達ではあるでしょうが
「本物」のお寿司の味を知ってもらえてよかったと思います。

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試作品の生ハム握り

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鯛、鮭、卵焼き他具が豪華な太巻き。

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畑中さん指揮の下、ゲルニカの日本人経営レストラン池口さんのご協力もあって
6人チームの流れ作業で作った207個のちらし寿司弁当も大好評でした。

価格が高いなあ、と最初躊躇しながら買って行った男の人が、その後わざわざ
戻ってきて「私は普段はあまり米飯は食べないんですが、これはすごく
おいしかったです」と言ってくれたのがすごく嬉しかったです。
もちろんすぐに畑中さんにも伝えました。

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寿し屋の「船八(せんぱち)」
東京都大田区田園調布2-11-11 TEL.03-3721-8181


準備期間がほとんどなく慌しく開催された第一回めの日本文化祭
今後の課題が山積みですが、このように日本からの参加者と現地スペインの
団体が混在した文化的イベントはバスク(スペイン全体でも?)では
初めてだったということで、「成功した」という言葉を使って
EL MUNDO紙の地方欄には記事が出ていたそうです。

今回の参加団体のほとんどが既に次回のことを口にしているようなので
今後も続くイベントになりそうです。