相変わらず雨続きのバスク地方




空もどんより薄暗く、外に出かける楽しみも少ないのですが
ふと通りがかった花屋の店先に並んでいた鮮やかなブルーが
私の目に飛び込んで来ました。



ムスカリの小さな鉢植え。

思わず手に取って見ている私にお店のお姉さんが「きれいでしょ」と。

「立ち寄るつもりじゃなかったんだけどね」と言いながら買ってしまいました。



ヒアシンスの仲間なので、同じように下から順に花が色づいて開いていきます。
丸い鈴のような可愛らしい形ですが、ブドウのようにも見えるので
ブドウヒアシンスという別名もあるそうです。

ムスカリが群生している様子もきれいですが、華やかな花と一緒に寄せ植えをすると
全体がとても美しくなるそうです。

そういえば、以前パリの公園のチューリップ畑のベース(?)にブルーの忘れな草が
一緒に植えてあってうっとりするくらいのコンビネーションだったのを
思い出しました。

北海道・札幌市の百合が原公園には「ムスカリの道」というエリアがあるそうです。
満開の時はきっと夢のようにきれいなんでしょうね。