気温もぐんと上がってきて夏らしい天気になってきました。

店頭には旬の果物が色鮮やかに並べられています。

こちらでは杏や桃系の果物の種類がけっこう多いのですが、桃は果肉が赤みを帯びたものか
黄桃が主流で、水分と甘みの多い日本の白桃タイプはないのがちょっと寂しいのです。

paraguayo-p

それでもこのparaguayo(またはparaguaya)は、その日本の白桃に近い味がします。

このぺちゃんこになった感じの形がなんとも可愛らしいですよね。

名前からしてパラグァイ原産なのかな?とずいぶん前のブログ記事に書きましたが
どうやら中国原産種らしいです。

この桃が店頭に並び始めて味もおいしくなってくると、夏が来たなと実感できます。


そしてもうひとつ私にとって「ああ、今年もまたこの季節がやって来た」と肌で感じるのは
街のフィエスタのパレードの練習でtxilibito(チリビート)と呼ばれる甲高い音を出す小笛と
太鼓のリズムが通りから聞こえてきた時。

ensayo-san-miguel

イルン市のサン・マーシャル祭のメインパレードは6月30日にありますが
6月20日には各地区毎の予行演習が開始されます。

これが20、21、22日と3回行われ、23日から正式にサン・マーシャル祭ウィークの始まりで
連日色々な行事、儀式、イベント、コンサートなどが続きます。

お祭りの様子については過去記事をどうぞご参照ください。

サン・マーシャル祭 2007

サン・マーシャル祭 2008 パレードの動画