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5月最初の週末に友人とネットサーフィン中に目に留まったある復興支援のチャリティーTシャツが
とても素敵で「こんなのだったら着たいし、欲しいと思うよね、そんなTシャツ作ってみたいね」
というその時の会話がこのプロジェクトの始まりでした。

早速その週明けに「牛追い」のサン・フェルミン祭で有名なスペイン・パンプローナの衣料品メーカー
Kukuxumusu (ククシュムシュ)とコンタクトを取り始めました。
友人の交渉力とKukuxumusu側の将来への展望がうまく合致して数日後にプロジェクト決定。

デザインのアイディアがあれば月曜日の会議で話し合うので週末の内に 提出して欲しいとのこと。

私達の支援先が福島漁連ということと、見ると元気が湧きそうなものがいいので
「大漁旗」や「大漁船」をモチーフにしてKukuxumusのキャラクターの動物を漁師に見立てて
その周りで魚が飛び跳ねるような感じで、とリクエストを提出しました。

色鮮やかでにぎやかな大漁旗のイメージは、Kukuxumusuコレクションの絵柄とマッチするはず。

ただし、今回のプロジェクトはこちらからのオーダーメイドではなくて、作画・生産・スペイン国内販売まで
Kukuxumusuが全面的に協力してくれ、今夏・来夏までのコレクションにも含まれるということで
デザインについてはKukuxumusuの作画スタッフ次第ですからと事前に言われたのですが
すんなり採用されたようでした。

そして5月中旬、Tシャツの図案に「俳句」を入れたいというKukuxumusu側からの希望が出され
デザインがまだ出てない時点で俳句を選ぶのはなかなかの難題で
著名な俳人の句を選ぶのに友人と頭を抱えていたところ、知合いの中谷光月子さんより
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」の2フレーズを使ったらという提案がありました。

宮沢賢治は東北出身であること、「雨ニモマケズ」に書かれていることは日本人が美徳とする姿勢を
わかりやすく表現してあるので、こういう機会に最適ということで詩の全文をTシャツに付けるパンフレットに
4カ国語(日本語、バスク語、スペイン語、英語)で掲載するということになりました。

この詩を使用することで著作者人格権を侵害しないようにと黒田薫子さんのご協力をいただき
宮沢賢治記念館の館長さんより許可をいただきました。

また英訳は、翻訳された皆様のご理解をいただきましてこちらを使用させていただきました。
こちらの方々は「あしなが育英会」を支援なさっています。

UNBEATEN BY RAIN
http://www.unbeatenbyrain.com/

そして、6月13日に待望のデザインと初対面、多少の手直し後17日に最終デザインが決定しました。
スペイン国内発売日も7月11日に決定。

スペインではKukuxumusu の直営店、オンラインショップ、特約店での販売分から1枚につき1ユーロが
福島漁連へ寄付されます。販売価格:男性用・女性用19,50ユーロ 子ども用:14ユーロ

日本では日本バスク友好会 が輸入・販売を行ない、皆様からのご注文にお応えします。
販売価格から諸経費を差し引いた収益金の全額が福島県漁連へ寄付されます。
販売価格:2300円

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       男性用、女性用、子ども用 カラーは表示カラーのみです

現時点では、子ども用はスペインでのみ販売予定ですが、日本でご購入をご希望の方は
こちらのフォームよりお問合せ下さい。

スペイン、日本の両国で展開されるこのチャリティーTシャツ販売に被災地の復興への祈りを込めて
被災された方々のお役に少しでも立てますように、多くの方々のご理解とご協力をいただけましたら幸いです。

Facebookでもご案内しておりますので、よろしければご覧下さい。

Kukuxumusu+日本バスク友好会 福島漁連支援Tシャツプロジェクト

http://www.facebook.com/vascojapon.tshirts


以下は、サン・フェルミン祭のみやげものとしてイカシタTシャツを売ることから始まり現在は
世界98ヵ国で展開しているKukuxumusuの創業者ミケル・ウルメネタ氏がこのプロジェクトのために
描いてくださったさかなのロゴとメッセージです。

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2010年、ククシュムシュは、サンフェルミン祭をこよなく愛する日本人写真家、菅原千代志氏に

「第7回ガイジン・オブ・ザ・イヤー賞」を贈呈することになり、わたしは直接賞を授与するために

喜び勇んで東京へと出向きました。


また、それより遡ること数年前、ククシュムシュが山口市のマスコットキャラクターのデザインを依頼された

関係で、わたしは市役所の招待を受け、日本を訪れました。

この二度に亘る日本への旅を通じて、ククシュムシュもわたしも日本が大好きになり、また多くの人たちと

強い友情の絆を育みました。


今、わたしたちの大切な日本の友だちが大変な苦境にあります。

ククシュムシュは、特に大きな被害を受けた地域にも、いつか必ず復興の日が訪れることをイメージした

Tシャツデザインで、みんなを元気づけたいと考えました。


再び男たちは漁に出る。再び魚たちは網に跳ねる。


人間の営みは止まらない。


ククシュムシュ(Kukuxumusu)創業メンバー&クリエイティブディレクター


ミケル・ウルメネタ

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