スマイアのビーチ
ここしばらく3月とは思えない晴天と陽気が続いています
日中は20~25℃とまるで初夏のような暑さと眩しい陽射し。
でもまたいつ雨天続きの寒い日に逆戻りするかわからないので今のうちに、と
海岸線が楽しめるZumaia, Getaria, Zarautzの3つの街へドライブに出かけて来ました
まずはサン・セバスチャンから30kim程の距離にあるスマイアへ。
街を挟んで2つの大きなビーチがあるのですが、この日は左側のビーチのほうへ行きました。
海岸線に長く続く断崖の断層を見ることができます。
自然の造形美に圧倒されます。
街を挟んで右側にあるビーチは広い草地と繋がっていて、ピクニックを楽しんでいる家族連れが
ちらほらと見えました。街から続く海岸の先には長い防波堤があってその上を歩けるようにもなっています。
旧市街の中もなかなか趣があるそうで、次回はスマイアだけゆっくり散策してもいいなと思いました。
スマイアから次はゲタリアに向かいます(方向としてはサン・セバスチャンのほうへ戻ることになります)
ゲタリアは、元々小さな漁村でしたが、新鮮な魚を炭火焼きにして食べさせるレストランが増え
季節が良くなると観光客が続々と押し寄せる街に変貌しています。
この日もテラスのあるレストランは満席でした。
ゲタリアで食事をするお出かけプランの場合は事前にネットで情報を調べて予約しておいたほうが
確実だなと思いました。一般的な日替わりメニューは24、25ユーロ辺りといったところでした。
ゲタリアの住宅地からの眺め。こっちに進むとスマイアに着きます。
下方の道路を進むとゲタリアの港に着きます。
次はゲタリアからサラウスに向かいます。海外線のくねくねした道路は約5km、けっこうな距離ですが
歩道が整備されているので、この日も散歩する人達で賑わっていました。
サラウスの住宅地にあった木蓮の木、満開でした。
連日の晴天と気温の上昇で、色々な木が芽吹き、一気に花を咲かせ始めました。
サラウスのビーチから眺めたゲタリアの街
突き出た小島が「ネズミ」のシルエットに見えるのでratoncito de Getaria(ゲタリアの小ねずみ)
という愛称で呼ばれています。
サラウスのビーチ
ビーチでは各々自分の好きな楽しみ方でのんびり過ごせるのがいい
このお城を切り取ったような建物は、料理番組で人気のシェフ、カルロス・アルギニャーノの
ホテル・レストランです。
以前は、初夏の間、このキオスコにキッチンを設置して番組を作っていました。
最近はスタジオのみのようですが。
4月に入るとセマナ・サンタ(イースター)の休暇に入ります。
スペイン各地からバスクの各地に観光客の皆さんが訪れるはずですが、良いお天気が続くといいですね。