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バスク地方には数多くの港町がありますが、人伝てにずっと「きれいな町」と聞いていた
Lekeitio(レケイティオ)に行って来ました。

普段の人口は7000人ちょっとですが、夏のホリデーシーズンになると避暑客で何倍にも膨らむそうです。

タラソテラピー(海水療法)付のホテルもあります。

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港に面したこの界隈には何軒もレストランが並んでいて、これからの季節は断然テラス席が人気。

各店表に「日替わりメニュー」の内容を掲げているので、見比べて決めるのがいいですね。

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ここは知合いのYさんが働いているバルですが、こだわりのオーガニック食品や雑貨なども販売
しているちょっと個性的なバルです。

オーナーは、ジントニックの大会で優勝したそうで、ジンの銘柄がメニューにずらりと並んでいました。
(私には違いが全然わかりませんが・苦笑)

2階にはくつろいで飲み物をいただけるスペースもあります。

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当日は、ちょうど何かのお祭りだったようで、バスクの民族舞踊グループが広場でダンスを披露
していました。

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教会と役所に挟まれたこの広場でこんな風景を眺めていたら、ハイテクノロジーが進んだ現在でも
何世紀も昔と同じ衣装を着た人達が同じ踊りをやって同じように集っているんだな、と
なんだか時を超越して流れる素朴なバスクの「文化」を感じたのでした。

その後、港の角にある別のバルへ

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こちらは硬派なロックが流れるバルですが、大都市にある有名な「ハード・ロック・カフェ」のような
とってつけたような感じではなく、オーナーの趣味とやってくる顧客によって自然とできあがった
雰囲気のある田舎のロック好きが集うバル、というのがとても居心地良く、気に入ってしまいました。

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友人がビリヤードで遊んでいる姿の向こうに見える夜景

横に長い建物で、片面はすべて窓になっているので、港のパノラマがとてもきれいです。
昼でも夜でも眺めが楽しめるでしょうね。

すぐ横の桟橋にはテーブルと椅子が並べられるスペースもあって、夏の夕暮れから夜にかけて
ゆったり過ごせそうなので、また来たいなと思いました。

ビルバオから直線距離ではそれほど遠くありませんが、途中山間のカーブが延々と続く道を
抜けて行くので、日帰りでちょっと行ってみたい人には「アクセスが不便」という印象のほうが
強いかもしれません。

きっとレケイティオを訪れる人達の大半は週末や夏のバカンスなどまとまった期間をここで過ごす
プランではるばるやってくるのでしょうね。


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