8月11日(土)から18日(土)までの一週間、サン・セバスチャン市では夏祭り
アステ・ナグシア(ASTE NAGUSIAバスク語) セマナ・グランデ(SEMANA GRANDEスペイン語)が
開催されています。
今年のポスターは、サン・セバスチャンのシンボル・カラーのブルーで、バーコード風に
ラ・コンチャ湾をデザインしたなかなか素敵なものになっています。
小さなイラストがいくつかのっていますが、左からイゲルド山の塔、チリダのモニュメント「風の櫛」
夏祭り名物の花火大会、そして花火を見ながら食べるのがお約束のアイス(笑)
ウルグル山のキリスト像、クルサール国際会議場、サグエス広場でのフリーコンサート(♪)
というふうにサン・セバスチャンやフィエスタのシンボル的なものがモチーフになっています。
左端の崖のぼりをしてるのだけ、意味がわからないんですが、、
撮影:Ayumi Aguirre
旧市街とグロス地区を結ぶスリオラ橋も大混雑です。
クルサール国際会議場、スペイン語ではLa Quincena Musical de San Sebastianという文字が
浮かび上がっていますが、毎年8月この会場を中心にクラシック音楽祭が開催されています。
セマナ・グランデの夏祭り中は連日昼夜色々なイベントが市内で行われています。
プログラム
http://www.semanagrande.com/programa
大勢の人達がラ・コンチャ界隈を埋め尽くす花火大会は毎晩22:45から行われています。
そして子供連れや若い子達が出かけていくのが移動遊園地。
日本のテーマパークや小さな遊園地からすると、とても小規模で古臭い施設ですが
夏祭り期間中しか無いものなのでけっこうな人がやってきます。
けっこうな速さで回る観覧車、ちょっと怖そうですw
上下に揺すられながらぐるぐる振り回される「SKATER」
急降下しながら大回転する「ALCATRAZ」乗ってるところは檻ですね(笑)
そして移動遊園地の横にセットになってあるのが
チュロス屋(油の匂いがするので、場所はすぐわかりますw)
フライドポテトやポテトチップスなど他の揚げ物も売っています。
道路に散らばっている赤い紙は、隣の出店でやっているくじ引きでしょう。
自転車も景品なんでしょうね。
こういうレトロな夏祭り風景は昔からほぼ変わっていません。
流れるBGMは少しずつその年の流行に合わせて変わって行きますが。
サン・セバスチャン市の夏祭りが終わると同時にビルバオの夏祭りが始まります。