クリスマス目前になりましたね。
Belen(ベレン)とはスペイン語でベツレヘム(キリスト生誕の地)のことで
近年クリスマスツリーやサンタグッズが旺盛になってきたものの
(バスク地方にはオレンツェロという別キャラもありますが)
クリスマスの時期にスペインで欠かせないもののひとつが、このべレンと呼ばれる
キリスト生誕の様子を再現したデコレーションで、上の写真のようなベーシックな場面のみの
小さな飾りから、ベツレヘムの街や人々を再現したジオラマまで様々な規模のものが
各家庭や街の広場に飾られます。
この記事のべレンは、去年の年末にアストゥリアス地方のオビエドという街の広場に飾ってあった
かなり大きなものの一部分です。
クリスマス・シーズン中、スペインのどこの街に行っても必ず見られるべレン
べレン・マニアもあちこちにいて自分が長年かけて集めたり手作りしたものを組み立てて
(小川が流れて水車が回っているものや、電気仕掛けであれこれ動くものなど色々)
公開している人達もいるそうです。
星に導かれてやってきた東方の三賢人
スペインには1月6日にこの三人がプレゼントを持ってやって来ることになっていて
その日まで長いクリスマスが続きます。
ドイツにもこのイエスキリストが誕生したお人形というか、模型を飾る習慣があります。 ちなみにこれはドイツで「クリッペ」といいます。 大きいのから小さいのまで様々ですが、ある街では本当の動物を使ったクリッペがありました。 びっくりしました。