日常のできごと
バスクのキノコ狩りの名人達は早朝に山に入り、自分だけが知っているスポットを目指します。
自然に生えているキノコの見分けができる人達のおかげで、秋の味覚を楽しむことができました。
ほんの一部それらしいものが見えた時、覆っている落ち葉や草をかき分けると、
こんなに大きなキノコが現れたらきっと嬉しくてたまらないでしょうね。
このキノコ、重さが788gもあったそうです😳
新鮮なキノコを薄くスライスしてプランチャ(鉄板焼き)に。
調味料はわずかな粗塩のみ。
バスクらしく卵の黄身を絡めていただきました。
淡白ながら個性のある風味。
白ワインやバスクのチャコリとの相性ピッタリです。
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【バスクVlog】
バスク漁師のまかない料理マルミタコ|フルーツジャム作り
漁業が盛んなバスク地方🐟
マルミタコは、マルミータという寸胴鍋で作った魚と野菜の煮込みで、
もとはバスク漁師のまかない料理でした。
もとはバスク漁師のまかない料理でした。
大鍋で大量にできるので、美食クラブでの大人数の会食などでも人気のメニューで、
マルミタコだけのコンクールもあるほどです。
マルミタコだけのコンクールもあるほどです。
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【バスクVlog】羊の赤ちゃんが生まれたよ!
スペインとフランスの国境地帯にある自然保護区。
その公園内で飼われているバスク固有の羊🐑
ラチャ種の赤ちゃんが生まれました。
よちよち歩きの赤ちゃん羊はほんとに可愛いですね。
バスク地方はイースターホリデー後に
再びコロナの感染者数が増え、移動制限が強化されています。
現在は、買いものや運動のための移動は
居住地とその隣接する市町村までが可能になっています。
先が読めない状況の中で自分にできることは
なるべく人が少ないオープンスペースで体を動かして
体力と免疫力を保つことくらいなのかなと考えながら
日々を過ごしています。
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【YouTube チャンネル】
今年もホワイトアスパラガスが美味しい季節がやってきました!
YouTubeのチャンネルに新しい動画を投稿しました。どうぞご覧ください。
春に食べたい!ホワイトアスパラガス|おうちごはん|カモの親子【バスクVlog】
市場に出回る期間はグリーンアスパラよりかなり短く
缶詰のものより生がずっと美味しいので
旬の間はできるだけ生のものを調理して食べています。
通常なら生アスパラのピンチョス食べ比べでバル巡りをしたいところですが
なかなか難しい状況なので、スーパーで買っておうちごはんにしました。
なかなか難しい状況なので、スーパーで買っておうちごはんにしました。
茹でたホワイトアスパラは、オランデーズソースやマヨネーズで
食べることが多いようですが、淡白な味わいを楽しめるように
YouTube に新しい動画を投稿しました! 【バスクVlog】おうち時間を楽しむ過ごし方│ 観葉植物を買う│おやつタイム│猫と暮らす https://youtu.be/udJKiqZy1U0
動画に載せたあさりご飯 なんとかおいしくできましたけど、 バルやレストランで気軽に食べられる時間が恋しいです。
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11月に入って異常気象とも言えるほど晴天で気温の高い日々が続いているバスク地方ですが
街路樹は紅葉がどんどん進んでいます。
最初の写真はフランスバスク・バイヨンヌのもの。
少し薄曇りくらいの天気が「秋のヨーロッパ」のムードを高めますね。
こちらはスペイン側、イルン市の街中。
自然の山の中にはもみじ系の木があまりないので日本のような華やかな光景は楽しめませんが
街路には楓系の木が多いので緑→黄色→紅色へと美しいグラデーションが観られます。
通りの中でも一番日当たりの良い場所。
オンダリビア、旧市街の城壁横です。
プラタナスの葉はじわじわと枯れて行くような色合いになって落葉します。
冬時間に移行して以来、日毎に日暮れ時間が早まって行くのを実感できます。
あと1ヶ月ちょっとでもうクリスマスですね。
美味しいピンチョスや食事が楽しめるバル、レストラン他の情報は
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Urte berri on !!(ウルテ・ベリ・オン)バスク語
Feliz año nuevo !! (フェリス・アニョ・ヌエボ)スペイン語
新年明けましておめでとうございます!!
本年も「チキ便り」と「バスクにおいでよ」をどうぞ宜しくお願い致します。
2015年の干支(えと)は、未(ひつじ)ということで
バスク地方の至る所で飼われている羊の写真で新年のご挨拶を申し上げます。
バスク地方のどの地域でも見られる光景ですが
この写真はビスカヤ県からアラバ県に入ってすぐのOkondo(オコンド)という村で撮影しました。
そちらにありますチャコリ・ワイナリーを見学してきましたので
近日中にご紹介致しますね。
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夏から秋にかけてめずらしく長期間好天が続いているバスク地方ですが
10月のこの時期になんと真夏日の気温に!
上の写真ではオンダリビア(スペイン)の山から遠くにエンダヤ(フランス)のビーチが見えています。
Hendaye エンダヤ(フランス)のビーチ 大勢のサーファー達
ビーチはもちろん大勢の海水浴・日光浴客で大賑わい。
カレンダーの日付に関係なく「天気が良ければ」「気温が高ければ」ビーチにまっしぐらですw
向こうに見えるのはオンダリビアのビーチ沿いに並ぶアパート群です。
10月18日(土)は、オンダリビアからサン・セバスチャン近くまで海外沿いに横たわる
Jaizkibel(ハイスキベル)山にハイキングに出かけました。
360℃、広大な眺めです。
上って、降りて、山から海に流れ落ちる小さな川に架けられた橋を渡って歩いて行きます。
長い年月をかけてできた地層がまた長い年月をかけて侵食されて、おもしろい形の岩や断層が
あちこちで見られます。
聖人像や仏像を祀りたくなるほこらのような穴がいくつもありました。
誰かが所有している馬達ですが広大な山の中、自由に動き回っています。
おとなしくて全然警戒心がありません。
岩がゴロゴロした小さな入り江。
上から見下ろすとこんな感じです。
バスクの山にはもみじのような赤い葉になる木が無いので、秋景色はこうして少しずつ枯葉色に
なっていきます。
上ったり下りたり、途中何回か休憩しながら4時間のハイキング、強い日差しで暑すぎましたが
きれいな眺めを楽しめて気持ち良かったです。
行きはずっと長い下り坂だったので、当然帰りは長い上り坂。
息切れしながらハイキング終了すると、可愛い子馬に遭遇。産毛がふわふわしていました。
すっかり癒されて帰路についたのでした。
8月に入って夏らしい晴天の日が続いています。
この日は役所に用事があったので、街の中心部まで出かけました。
バス乗車カードを忘れてしまったので徒歩でしたがちょっと暑かったです。
普段から寒暑はそれほど厳しくないバスク地方の気候ですが、 以前(10年以上前)と比べたら
ここでも夏は年々暑くなってます。
昔は「ノースリーブを着たいな」と思う日は夏の間の3日間くらいしか無かったような気がします。
今でも日除けを下ろして窓を開けておけば暑さはしのげるので助かってますが。
街中よりも涼しい山にハイキングに行くのもいいですね。
暑さをしのぐに海・川へ出かけるのが最適。
オンダリビアにもこんな場所があります。街から近い砂浜のビーチではなくて、山の上にあるキャンプ場の
裏手を岩場を伝って行かなければならないので、あまり人がいない「穴場」です。
エンダヤ(フランス)側からオンダリビアを眺められる場所
バスク地方であちこちの海辺で美しい日の入りを見ることができます。
サン・セバスチャンのラ・コンチャ湾に沈む夕日はとても綺麗なので、お天気の良い日にサン・セバスチャンに
いらっしゃる方は港の桟橋辺りで待機されたらベストショットが撮れますよ。
ちなみに8月7日サン・セバスチャンの日の入りは21時22分です。
サン・セバスチャンのクルサール橋
そしてなんといっても夜の一番のお楽しみはバルのはしごですね。
今年も夏の間ずっとサン・セバスチャンの旧市街は人で一杯でしょう。
すぐ雲が出てくるので綺麗な星空の写真を撮るのはなかなか難しいのですが、この日はちょうど流星が
良く見える夜だったので、たまたま1個映りこんでいます(左上の→ のところ)
今週はビトリアの夏祭り、今週末からはサン・セバスチャンの夏祭り、その次の週末からはビルバオの夏祭り
とバスク地方では間髪を容れずフィエスタが続きます。お天気良いといいですね。
9月後半頃から「暑い」週と「寒い」集が交互にやってきているバスク地方ですが、先週は良い天気の
「暑い」ほうの週でした。この時期に半袖でいられるなんて、長年住んでいますが今までで初めてのような
気がします。
せっかくの晴天なので、近くのErlaitz(エルライツ)山-標高497m-に行ってみました。
バスク地方とナバラ地方の境に横たわるペニャス・デ・アヤ自然公園に属している地域です。
ピクニックができるようにテーブルと椅子が点々と設置してあります。
この時は平日の夕方だったので人がいませんでしたが、晴天の週末は賑やかになります。
向こうに見える山影はペニャス・デ・アヤ山(837m)です。
クロッカスに似たきれいな花があちこちに咲いていました。
葉っぱが無くて花だけが石の間や草地にニョキニョキっと出ていました。
この日は放牧されている馬達がこの一帯にたくさんいました。
全く警戒心が無いようで、どんどん寄って来ます。
こちらが凝視されてしまってます(笑)
少し上ってみます。
見晴らしの良い所に出ました。ここがエルライツ山の頂上のようです。
フランスバスクにあるラ・リューヌ山(La Rhune)標高905m も見えました。
国境を越えてすぐ辺りのフランスバスクのビリアトゥ村が見下ろせました。
日暮れの時間が近づいてだいぶ光度が低くなってきました。
もと来た場所へと下り始めると、立派な角の牛に遭遇。
まるで「山の主」みたいな風格でゆったりと歩いて来て横を通り過ぎて行きました。
馬の群れに牛の群れが合流していました。
この子にはとてもなつかれてしまいました。
歩けばすぐ横について来て、こちらが立ち止まればじっと横に立ち止まり、、
この日歩いた処では栗拾い・キノコ採りはできませんでした
できました。
ご覧の通りバスクの山には楓系の木が無いようで日本のような「紅葉」の彩りは見られませんが
これから少しずつ秋が深まっていく様相です。
先日とはうって変わって、11日・12日は一気に夏のような天気になりました。
いつもこの地方の天候は急激に変化するんですが、今年は特に「春」が全くありませんでした。
今日は朝から快晴です。
長い冬のせいで枯れそうだったブーゲンビリアもやっと元気が出てきました。
でも花付きはご覧の通りまばら(苦笑)
ブーゲンビリアは夏の青空をバックにびっしり咲いてるイメージの花なので、これではちょっと
物足りませんが。
悪天候の中でもこの株は例年通り花を咲かせました。一輪もつぼみが付かなかった株もありましたが。
こんな風に天気の良い日と悪い日は天国と地獄ほどの差(決して大げさではありませんよw)
があるバスク地方なので、旅行でいらっしゃる方にとっては当たりハズレが、、、
その時になってみないとわかりませんし、どうなるものでもありませんが。
悪天候のせいで観光業や夏物衣料の販売が不振だったので、これから夏に向かってお天気が続けば
いいなと思ってます。
6月に入りましたが、相変わらず雨天と冬並みの気温が続いています。
たま~にその雨天の合間に2日ほど晴れてその後「あれは夢だったのか?」と思えるほど
また元通りの曇天に戻る、の繰り返しです。
今年の夏は200年ぶりの冷夏になるという余り嬉しくない予報というか噂もあります
この写真の日は久しぶりに晴れて気温が上がったのは良かったものの、あまりの急激な変化で
海上の冷気とぶつかった雲が見る見るうちに広がってきて
いきなりスコール並みのどしゃ降りに
その後雹も降って来ました。
普段から雨の多いバスク地方ではありますが、さすがに地元の人達も毎朝起きて外を眺めてはため息
という日々が続いています。
今年は春がありませんでした。「夏よ来い」と例年以上に皆願っています。
数日前の夜、ふとベランダに出てみると雲ひとつない三日月の夜で星もたくさん輝いていました。
(写真はクリックで拡大できます)
南西の空にちょうどオリオン座がきれいに見えました。月の左に「V」のように並んで見えるのは
おうし座の一部で、その中で一番明るいのがアルデバラン、「V」の上にある星は木星です。
4月14日は、月と木星とおうし座のアルデバランが集まる日だったそうです。偶然観ることができました。
暖かかったり、また寒くなったかと思うといきなり27℃と夏のような気温になったり変化が目まぐるしい日々です。
それでも少しずつ天候は良くなってきているので何種類かの球根を買って植えてみました。
3月中旬の暖かくなった日に植えた球根から芽が出た状態(3月30日)
OXALIS Deppei Iron Cross(オキザリス・デッペイ・アイアンクロス)
四葉なのでラッキークローバー(lucky clover)という英名もあるそうです。
だいぶ葉が増えました(4月8日)
そして、同時期に植えたプランターの株のほうがいちはやく花を咲かせました(4月16日)
実物は人差し指の爪くらいの小さな可憐な花です。
オキザリス以外にもいくつか球根を植える予定で、どんな花が咲くか楽しみです
こちらは街中の花壇、チューリップが花盛りです。
先週は「雪模様」だったのが、南風が吹いて日毎に暖かくなってきました。
ちょっと天気が良くなると家の中にいるのがもったいない気がして近くへ散歩に。
散歩道の途中にはポニーがいました。
おとなしくてとても人懐こいバスクのポニー。中型犬と大型犬の間くらいのとても小さい馬です。
この辺りは湿地帯なので住宅は建てられません。牧草地か個人菜園に利用されています。
先へ進むと貯水池があって、色々な水鳥がいます。
こういう光景、夕暮れ時はちょっと不気味に見えますね。
木にとまっているのはカラスではなくて首が長い鵜のような黒い鳥でした。
あ、白鳥だ、と思って見ていたら、こっちに向かって泳いで来ました。
陸に上がって来ました。
ポーズをとってくれてるんでしょうか(笑)
きっと何か食べ物をくれるかと期待して近づいて来たのでしょうが「餌を与えないで下さい」とあるので、、
先に歩き進んで角を曲がったら
またやって来ました。
日暮れ間際だったからか、この日この道ですれ違ったのは、犬を連れたおじさん1人だけ
日暮れ前の日差しは
とてもやわらかでした。
小さな橋を渡って帰路へ向かううちに
山に日が沈みました。
この日の日の入りは18時30分頃。毎日少しずつ日照時間が長くなっていくのが良くわかる季節です。
1月に入って以来はたして晴れた日は何日あったかな?と思えるほど連日の雨続きです。
おまけにバスク地方の雨は強風を伴うことが多いので、雨の日は折りたたみ傘は
ほぼなんの役にも立ちません。
今月の天気の記録を検索して見てみたところ、サン・セバスチャン近辺では
湿度が89%~100%の間を上下、最大瞬間風速がほぼ70km(大型台風並み)という日が二日も
ありました。
冬なので気温も低く外に出るのはかなりおっくうです。
これは1月20日(日)深夜のサン・セバスチャンの港です。
この日はサン・セバスチャン市のお祭り「La tamborrada(太鼓祭り)」だったんですが
あいにくの悪天候でお祭りの写真は撮れませんでした。
28日(月)早朝も天気が荒れると予報が出ていて、大波が打ち上がる海岸沿い地域の住民には
注意を呼びかけているそうです。
こういう予報はハズレたほうがかえって嬉しいですけどね。
ここはウルグル山の麓、水族館から外海に向かった場所で「高波」の名所になっています。
下の地図の「A」地点です。
悪天候の日は危険なので進入禁止にはなりますが、高波見物にやってくるツワモノ達が絶えません。
Ver mapa mas grande
【追記】
28日(月)は本当に久しぶりにスカッと爽やかな晴天になりました。
風はそれほどたいしたことはありませんが、海外沿いでは引き続き波に注意とのことです。
新年度の保護者会が開かれたので久しぶりに次男が通う学校へ行って来ました。
本数の少ない路線バスを待って遅れるより、遠くても30分歩いたほうが確実に時間通りに
着くので歩いて行きました。道の右側はこういう緑の丘陵地です。
道の左側は住宅地。
ちょっと先に行くとドッグランがあり、公立病院があり、静かでのどかなところです。
並木の木の葉も少しずつ秋色になってきました。
ご存知の方も多いように、バスク地方ではスペイン語とバスク語が公用語として使われています。
バスク語オンリーの学校、バスク語+スペイン語ミックスの学校の何れに通わせるかは
各家庭の目的やポリシー、将来の方向性によりますが、地元志向の人達が多かったり
バスク地方内で公的な仕事に就くにはバスク語が必須だったり
バスク語が禁止されていた時代にスペイン語しか習得できなかった親世代がわが子には
バスク語を習得して欲しいと願う理由から、バスク語オンリーのIkastolaと呼ばれる
3歳から16歳までの一環教育施設に通わせる家庭の割合が高いようです。
ただバスク語はバスク地方外では役に立たないので、転勤が多かったりバスクに短期間
在住予定、または子供がある程度大きい家庭は子供にも負担にならず将来のためにも
スペイン語とのミックス校やインターナショナルスクールに通わせる、といった様子です。
Ikastolaでは、スペイン語は英語と同じく「教科」としてカリキュラムに入っていて
ほぼ全ての授業はバスク語で行われます。
バスク政府や教育機関は当然バスク語の普及と継承に力を入れていますし
サン・セバスチャン市内やギプスコア県の内陸部の街では生活の場でバスク語を耳にする確率は
かなり高いのですが、その日の保護者会では先生からこんな話がありました。
近年学校内での生徒間の会話はほとんどスペイン語になってきてるそうで、授業中でも
バスク語での先生からの問いにスペイン語で答える生徒がいる状態、先生の話は全て理解できているし
EGA(バスク語能力検定試験の最高レベル)を受ければほとんどの生徒が合格できるレベルのはずなのに
生徒間では話そうという努力をしない、と。
バスク政府と現場の先生達は苦肉の策で「学校内でバスク語を使う」という点を成績評価に加えたそうです。
テストの点数が良くても普段の会話をバスク語でやらないと総合評価が下がる、という仕組みです。
わざわざバスク語を習得する場にいるのですから、バスク語を使う努力をするというのは当然なことですが
若者の生活の場でのバスク語が衰退していってるのは、コミュニケーションツールとして
魅力に乏しいってことなのでしょうか。
その後、高校・大学では入学手続き時にバスク語・スペイン語の何れかで授業を受けるか
選べるようになっていますが、長男が通う公立大学では学期が始まっても希望教科のバスク語講師が
欠員でスペイン語でのクラスに編入ということがたまにあります。
一方、最近政治力が強くなっている某政党が「工事現場責任者にバスク語話者がいない所には
補助金を出さない」と言ったり、サン・セバスチャンの夏祭りにある業務で関わっていたスペインの
他地方の会社に「バスク語で対応できないなら取引は行わない」と直前に契約をキャンセルしたりと
政治的に、排他的に利用される場面を見ると嫌な印象を受けます。
言語は純粋にコミュにケーションのツールであって、その言葉を使う人達と交流したい
その人達や土地にある文化も含めて興味・好感・愛情を感じる
というのが習得の最大のモティベーションじゃないのかな、と常日頃思っているのですが。
バスク語に関しては、自分がどういう言語環境にいるかで感じ方・考え方が変わると思いますので
ご自身がバスク語が良くおわかりになって、周りも全てネイティブスピーカーという方には
この日記は失笑されるかもしれませんけれど。
わざわざバスク語を習得する場にいるのですから、バスク語を使う努力をするというのは当然なことですが
若者の生活の場でのバスク語が衰退していってるのは、コミュニケーションツールとして
魅力に乏しいってことなのでしょうか。
その後、高校・大学では入学手続き時にバスク語・スペイン語の何れかで授業を受けるか
選べるようになっていますが、長男が通う公立大学では学期が始まっても希望教科のバスク語講師が
欠員でスペイン語でのクラスに編入ということがたまにあります。
一方、最近政治力が強くなっている某政党が「工事現場責任者にバスク語話者がいない所には
補助金を出さない」と言ったり、サン・セバスチャンの夏祭りにある業務で関わっていたスペインの
他地方の会社に「バスク語で対応できないなら取引は行わない」と直前に契約をキャンセルしたりと
政治的に、排他的に利用される場面を見ると嫌な印象を受けます。
言語は純粋にコミュにケーションのツールであって、その言葉を使う人達と交流したい
その人達や土地にある文化も含めて興味・好感・愛情を感じる
というのが習得の最大のモティベーションじゃないのかな、と常日頃思っているのですが。
バスク語に関しては、自分がどういう言語環境にいるかで感じ方・考え方が変わると思いますので
ご自身がバスク語が良くおわかりになって、周りも全てネイティブスピーカーという方には
この日記は失笑されるかもしれませんけれど。
Twitter プロフィール
サン・セバスチャンでピンチョス三昧とバル巡り、ビルバオで美術館と近代建築見物、サン・ジャン・ド・リュズやビアリッツで優雅にショッピング、海に山にお楽しみ色々。バスク旅に役立つ情報を現地からお届けします。
美食の街を訪ねて スペイン&フランスバスク旅へ 最新版(旅のヒントBOOK)
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