チキ便り~バスク地方のとある街より

スペイン北部からフランス南西部に広がるバスク地方から発信しています

バル・レストラン 食べ物

サン・セバスティアンでバル巡り| 元祖ラ・ビーニャのバスクチーズケーキ|ボルダ・ベリなど



気になるバルの今の様子を見にサン・セバスティアンに行ってきました。

ラ・ビーニャもボルダ・ベリも健在です。
いつものスタッフさん達が変わらずサービスを提供しているのを見るとなんだかホッとします😊

日本人の旅行者の方も見かけるようになりました。
これから再びバスク地方を訪れる方が増えて
バル巡りやきれいな景色をお楽しみになれますように。

そして、旅のヒントBOOKシリーズのInstagramに寄稿しました!

*********************

世界各地に暮らすヒントBOOKの著者たちが、
その地の「今」をレポート!
旅のヒントBOOK
「著者れぽ✈︎今日のサン・セバスティアン」
https://www.instagram.com/p/Cp4wgTWv8Ht/

旅のヒントBOOK サン・セバスティアン



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大阪でできるスペインバル巡り

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12月4日(日)大阪の心斎橋ビッグステップで、美味しくて楽しそうな
スペインワインと料理のフェスティバルが開催されます🇪🇸

バスクのピンチョス、バスクチーズケーキ、パエリア🥘
チャコリ、スペインワイン、ベネンシアドールによるシェリー酒
スペインビールもワンコインから!🍷

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ますますスペインが好きになるイベント💕

ミシュランビブグルマン掲載店や国際パエリアコンクール優勝店や大阪の人気スペイン料理店
ワイン専門店など10店が参加ということで、日本にいながらバル巡りの雰囲気が楽しめそうですよ。

大阪・関西圏にお住まいの方、ちょうどその日にそちらにご滞在の方、いかがでしょうか。




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オンダリビアのガストロバルで美食を楽しむ【バスクVlog】



美食の街はサン・セバスティアンだけではありません。

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スペインとフランスの国境地帯にあるオンダリビアには
小さい街ながら多くのおすすめ飲食店があります。

今回は旧市街にある2軒のガストロバルをご紹介。

「ガストロバルって?」
個性的でクオリティの高い創作料理をカジュアルな雰囲気で楽しめるバル。

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行きつけの店「ダノンチャット」では、シェフが「ヤマウズラの具沢山サラダ」の
食材説明をしてくれました。どうぞ動画でご覧ください。

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このサラダの写真を撮影した、同じくバスク在住の畑山摩也さんが
「食べる絵画」と表現したように、味の良さはもちろんのこと
ビジュアルもとても美しいサラダです。

添えられている「季節のフルーツ」はイチゴでしたが
夏場はイチジクに代わっているようです。

そしてチェックリストに入れていた新しいお店にも初めて行ってみました。

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目をつけていたところが「当たり」の時はうれしいものですね。

オンダリビアは「行ってみたい!」「また行きたい!」という方が増えつつある場所です。
サン・セバスティアンやフランスバスクから日帰りも可能です。

将来のバスク旅の参考にしていただければ幸いです。




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ビルバオ食べ歩き!バル&レストラン|夜のスビスリ橋【バスクVlog】

新しい動画をYouTubeに投稿しました❣️

ビルバオ食べ歩き!🍻
バル&レストラン|夜のスビスリ橋【バスクVlog】




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子羊肉の串焼き・ピンチョモルーノが名物のエル・ピンチート

ピンチョス、一品料理からチュレタまで食べられるアサドール・インドゥシ

魚介料理がとにかく美味しいミシュラン一つ星レストラン・サラテ

それぞれの良さがあるビルバオでのお気に入り店です。
どうぞご覧ください😊




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マイグラスでりんご酒飲み放題!🍎🍏

バスクの代表的な飲みもののひとつシドラ(シードル/サイダー)🍎🍏 例年1月から5月頃までは前年に仕込んだシドラをシドレリア(バスク語ではサガルドテギ) と呼ばれる醸造所で食事と共に飲むことができます。 (通年営業しているレストラン形式のところもあります)



「Txotx!(チョッツ!)」という「今から樽の栓を開けるよ〜!」の合図で 皆自分のグラスを持って並び、順番に樽から吹き出してくるシドラを受けていきます。 鮮度が大切なので、少量受けて一気に飲み干すのが習わし。 ちびちび飲んでると近くにいるおじさんから「早く捨てて次のを飲みなよ!」と 指導が入ります😅

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微発泡で酸味のあるシドラに良く合う、鱈のオムレツや骨付きで分厚い炭火焼きステーキなど
ガッツリ系の料理が食べられるシドレリアは、地元の人達の社交の場でもあります。

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シドラは何度でもお代わりできます。瓶入りのものより樽出しのほうが美味しいので
シドレリアではいくつかの樽を飲み比べてみたいですね。





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サン・セバスティアン街歩き #5 クラフトビール専門店他おすすめバル・レストラン【バスクVlog】

【バスクVlog】サン・セバスティアン街歩き #5 クラフトビール専門店他おすすめバル・レストラン



軽く何かつまみながら飲みたい時、
新しい料理を試したい時、
きちんと落ち着いた雰囲気で食事したい時、
その日の予定や気分、空腹の具合、予算によって行きたい店の選択が変わりますよね。

今回の動画ではサン・セバスティアンの街を歩きながら
少しずつ違うタイプのお店をいくつかご紹介しています。
いつか将来のバスク旅のご参考になれば幸いです。

撮影はこの1ヶ月中に行ったものですが、人混みはなるべく避けたかったので、
平日の人が少ない時間帯に出かけています。

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サン・セバスティアン、グロス地区のクラフトビール専門店MALA GISSONA🍺

それぞれ特徴のあるビールを飲み比べて好みの味を見つける楽しみがあります。
中にはチャコリをブレンドしたものも。

ビールが主役なので食べ物の品数は少なめですが、手羽の唐揚げやサラダなど相性抜群です👍

ちなみにこの日選んだビールは、写真左から

DJANGO Blanche
RED BAY Rye Red Ale
SHACKELTOWN IPA
TXAK OR LEE Grape Ale

個人的には、SHACKELTOWN IPA が一番好みの味でしたが、どれも美味しかったです🍺

チャコリブレンドが TXAK OR LEE と命名されていて
しかもラベルにチャック・ノリスとブルース・リーが載っているのを別件で見つけて、
そんな語呂合わせだったんだと今頃気づきました😆

こちらは同じグロス地区のサバレタ通りにあるカジュアルな創作料理レストラン CASA 887

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複数人で色々と注文してみましたが、デザートまですべて素晴らしくおいしかったです。
上の写真以外のお料理も含めてぜひYouTubeの動画でご覧ください。

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ゲタリアの人気炭火焼きレストラン、エルカノ

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ゲタリアには主に魚介類の炭火焼き料理が目的でやって来る人達が年々増えていますが、
中でも人気の高いミシュラン一つ星のエルカノ。ここにももちろんレストランの外に焼き場があります。
この日も既にロダバージョ(イシビラメ)が何匹も炭火の上で焼かれていました。

慣れた手つきで塩を豪快に振りかける担当のアシエルさん。
炭火焼レストランの焼き場は凄い熱気です。

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待機中のロダバージョ(イシビラメ)
バスクの魚用の焼き網はこんな形をしています。

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ココチャス(メルルーサの顎下の身)は、こうして網に並
べて焼かれます。
コラーゲンたっぷりのプルプルした美味しい部分です。

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丸ごと焼かれるロブスター

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アミューズは白身魚のセビーチェ風、刻んで混ぜたライムとギンディージャ(青唐辛子の酢漬け)
の酸味が爽やかで、バスクの白ワイン・チャコリとの相性抜群です。

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ココチャス(メルルーサの顎下の身)を3通りの調理法で。
左から、軽く卵を付けて揚げたもの、炭火焼き、バスクのグリーンソース。それぞれの旨味を楽しめます。

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一番人気のロダバージョ(イシビラメ)人の手と比べると
どれくらい大きなサイズかお分かりいただけますよね。
れを綺麗に取り分けてサーブしていただきます。

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まず第一弾は、左から骨下身・骨上身・エンガワの部分

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この日は第一弾を食べ終えた頃にオーナー自らの手で、さらにいくつもの部分へと
解体ショーが始まりま
した。

鮮やかな手つきでヒラメの各部位を説明付きで素早く取り分けていただきました。

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スプーンに乗っているのは一匹に2個しかないゼラチン質の部分。
柔らかい軟骨もバキバキ割って勧められました。

そしてグラスを灯りで照らして何をしているのでしょうか?

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最後に取り出された魚の耳石。小指の爪程の小さい薄い塊です。
これにできた輪の数で年齢が分かるそうで、この日のヒラメは2歳とのことでした。

こちらに写真を載せたもの以外にメニューから色々な魚介料理が選べます。
グループでいらっしゃる場合は、できれば前菜に魚介のスープや蟹、海老などいくつか頼まれて
このヒラメなどの炭火焼をシェアされるのがおすすめです。

ヒラメはサイズも大きくボリュームがありますので、前菜の数を多めにされたい場合は
人数分より少ない(小さい)サイズをと頼まれたら良いかと思います。

また、人気店ですので事前に予約して行かれるのをおすすめします。

Restanrante Elkano

住所:Herrerieta Kalea, 2, 20808 Getaria, Gipuzkoa
電話: 943 14 00 24



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待望のフォトガイドブック登場!「スペイン・バスク 美味しいバル案内」

スペイン・バスク 美味しいバル案内

スペイン・バスク 美味しいバル案内 <私のとっておき>シリーズ42 が
2月10日に産業編集センター出版部より出版されました。

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去年の10月に「バスクバルレシピブック」(誠文堂新光社)を出版された料理研究家の
植松良枝さんがご主人と10年連続でバスクを訪問され数多くのバルに足を運び
数々のピンチョスや料理、バル文化を堪能しつつリサーチされた集大成となる一冊です。

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Bergara
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レシピブック同様に料理写真家の日置武晴さんが撮影されたバルやショップや街並みの写真では
ご自身もバスクファンである日置さんや私達の目に映るバスクの飾り気のない素朴な良さを
ありのままに見ることができます。臨場感に溢れています。

サン・セバスチャンを中心に、ゲタリア、オンダリビア、ビルバオ、フランスバスクの一部
などの周辺地域のおすすめポイントのご紹介、ほとんどが公共の交通機関を利用して行くことが
できる場所のガイドブックです。

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【概要】

1章 サン・セバスチャン バルめぐり

2大バル通りを徹底取材
それぞれのバルの特徴、名物料理を大公開。

2章 サン・セバスチャン 街の魅力

ヨーロッパ屈指のリゾート、海辺の楽しみ方
女人禁制? 美食倶楽部に潜入
りんごの微発砲酒、シードルの醸造所探訪
市場、食材店、キッチン用品店紹介など。

3章 近郊の街

サン・セバスチャンから日帰りできる近郊の街
オンダリビア、ビルバオ、ゲタリア、サン・ジャン・ド・リュズ
エスプレットの楽しみ方など。


バル、ショップ、街の紹介だけではなく、バルの黒板メニューの見方や現場で使う単語・フレーズ集
バル巡りの楽しみ方のこつなど、すぐに役立つ情報が満載です。

さらに、本の帯を外して開くとサン・セバスチャン旧市街のバルマップになるという優れもの。

この一冊が皆さまのバスクへの旅とバル巡りの強力な旅のお供になると確信しております。

まだこれからバスクへ初めていらっしゃる方も、既にバスクを訪れたことがおありの方も
リピーターの方も、ご覧いただいたそれぞれの方がバスクへの想いを馳せられるようなガイドブックです。

植松さんご夫妻、そしてこの本の作成に関わられたスタッフの皆様全てが
バスクが大好きな方ばかりで、バスクへの愛がぎっしり詰まった1冊になっています。

今回現地コーディネートでこのバスク・バルガイド本制作のお手伝いができたことを
大変光栄に思っております。植松さんご夫妻やスタッフの皆様、この場をお借りしまして
改めて御礼を申し上げます。




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旅するスペイン語 NHK Eテレ 2月号「バスクのディープなる美食ワールドを探訪」

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NHK Eテレ「旅するスペイン語」2月号発売中です。

放送: 水曜日(火曜深夜) 午前0:25~00:50
再放送:翌週 火曜日 午前6:00~6:25

2月の放送内容は

バスクのディープなる美食ワールドを探訪

・名物市場へ列車でプチ旅
・男の園!?美食倶楽部に潜入
・バスク名物チャコリを味わう
・至福の味 バスクの魚料理を堪能!

番組の詳細はこちらの公式サイトでご覧ください。
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/spanish/tv/


担当させていただいたコラム「バスクへのいざない」では

「ピンチョス三昧・バル巡りの楽しみ方」

ということで、ちょっとしたコツやおすすめバルの名物ピンチョスをご紹介しています。
数あるバルの中の一部ではありますが、この本を片手にバスク旅行されても何かのお役に
立てるようにと思いながら書かせていただきました。

書店等でご覧いただけましたら幸いです。

アマゾンでも雑誌・電子書籍版で販売されています。
http://amzn.to/2l5YmAs



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植松良枝さんのバスクバルレシピブック BASQUE BAR RECIPE BOOK: スペインバスクの美食の地サン・セバスチャンへ。

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バスクバルレシピブック BASQUE BAR RECIPE BOOK: スペインバスクの美食の地サン・セバスチャンへ。
 バルで人気のピンチョスから一皿料理、デザートまで

料理研究家の植松良枝さんが長年のバスク、サン・セバスチャン通いとバル巡りで蓄積された情報と現地取材の集大成としてスタッフの方々の協力と共に完成されたバスクバルレシピ本です。

撮影は料理写真家の日置武晴さん、美しい写真は眺めているだけでも楽しいですが、食欲を誘いますし、身近にある材料で家庭で作れるようにわかりやすいレシピを載せてありますので作ってみたくなりますね。

手に取りやすい単行本サイズで全172ページ。
綺麗な写真+簡潔な説明文で見応えあります。

2017年2月には同じチームによる美食ガイド本も刊行予定でとても楽しみです!



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金沢で再現されたオンダリビアの星付レストラン・アラメダのプレミアムディナー

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1月14、15、16日と三日間に渡って金沢のレストラン・スペイン料理アロスさんを会場にして
オンダリビアの星付レストラン・アラメダのプレミアムディナーイベントが開催されました。

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Gorka Txapartegi(ゴルカ・チャパルテギ)氏率いるオンダリビアのレストラン・アラメダの皆さん

そしてアロスのオーナーシェフ石浦隆史さんは以前アラメダで一年間修行をされて
以来日本とバスクの食文化の交流を続けてらっしゃるそうです。

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アラメダの皆さんと交流の深い日本国内の料理人の方々もスタッフとして参加されていました。

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帆立のマリネ +トマトのタルタル、生アーモンドソース

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塩鱈のピルピルソース

その他のお料理はこちらのFacebookの記事・アルバムでご覧下さい。

「バスクにおいでよ」 アラメダのプレミアムディナー

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各日限られた席数に相当数の申し込みがあり大盛況だったそうで、日本で再現されたアラメダの
素晴らしいお料理を楽しまれた方々は至福のひとときをお過ごしになったことでしょうね。

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中日新聞の紹介記事 こちらでご覧になれます。

コラボされている金沢のスペイン料理レストラン・アロスの方達がここ数年
オンダリビアにいらして年1回レストラン・アラメダで和食のディナー会を開催されています。
それも楽しみです。

近隣から食通・和食・スペイン/バスク料理ファンが集まって
美味しく楽しいひとときを過ごす食文化交流、良いですね!


Restaurante Alameda
http://restaurantealameda.net/

Minasoroeta 1, Hondarribia
+34 943 642789


スペイン料理・アロス

住所: 〒920-0982 石川県金沢市 木倉町1-7
電話:076-222-7105



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バイヨンヌのレストラン La table de Pottoka

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フランスバスクの街バイヨンヌの旧市街の間を流れるニーブ川沿いにはカフェやレストランが
いくつも並んでいます。その中の1軒 La table de Pottoka をご紹介。

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パリのエッフェル塔近くのエリアに「Potokka」というバスク風フレンチレストランを営むシェフ
Sébastien Gravé が出身地のバイヨンヌに今年の9月7日にオープンしたビストロ式の
カジュアルレストランです。

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食事をしにくる人達が料理や仲間と過ごす時間を楽しめるようにというシェフの意向が盛り込まれた
シンプルな内装とカジュアルな雰囲気、フレンドリーな接客がとても居心地良い空間で
肝心のお料理も洗練されていて味良し・見た目良し、日替わりメニュー価格も20~35ユーロで
設定されていて、コストパフォーマンスがとても良いと思います。

「Potokka」はバスク固有種のポニーの呼称ですが、バイヨンヌやビアリッツなどフランスバスクは
ラグビーが盛んな土地柄で、バイヨンヌのラグビーチームのマスコットが「Potokka」で
シェフはラグビーファンというのが名前の由来のようです。

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満員だったのでカウンター席へ
キッチンに続く窓から若いスタッフの方達がきびきびと作業するのが見えました。

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前菜の前のアペリティフ
チーズムースと胡瓜味のソース、酸味のあるさっぱりした味でした。

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Mariné de saumon Royal, aïoli blanc, pickles et kumquats confits

前菜のひとつ
ロイヤルサーモンのマリネ、アリオリソースと金柑のコンフィ添え

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Ttoro en gelée fine sur rouille, glace huître et finger sardine

前菜のひとつ
鯖を魚スープのゼリーでよせて牡蠣のアイスを乗せたもの、プレートには鰯のフィンガープディングも
添えてあります。

新体験の味覚でした。さっぱりして美味しかったです。

他のお料理はこちらのFacebookページでご覧下さい。


この川沿いには数多くのレストラン、ビストロが並んでいますので勘を頼りにどこかの店に飛び込んでみて
「当り」だと嬉しいというのも旅の醍醐味ですが(今回そうだったんですが・笑)
「選んでいる時間が無い」「迷わず当りの所で食べたい」という方にはおすすめの店です。

この日もこのレストランは満員でしたので、予約をされるか開店時間間もなく行かれることをおすすめしますが、フランスのレストランにしてはランチタイムに多少入店時間が遅めでも断られないようですのでしばらく待てば
入れると思います。

http://pottoka.fr/la-table-de-pottoka-bayonne/

La table de Pottoka

21, Quai du Bourdieu
64100 BAYONNE
05 59 46 14 94


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食のエンターテイメント、三ツ星レストラン・アスルメンディ Azurmendi

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ビルバオ市内・ビルバオ空港から車で15分弱程のララベチュにある三ツ星レストラン、アスルメンディ

http://www.azurmendi.biz/

2015年世界ベストレストラン19位、OADが発表したヨーロッパベストレストランでは堂々の1位と評価され
人気は上昇する一方です。

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ヘッドシェフ、エネコ・アチャ氏とスタッフの皆さんが繰り広げる食のエンターテイメントの世界に
一歩足を踏み込むとグルメ新体験と楽しい、美味しい、嬉しい要素が総合的に堪能できます。

実際にこちらでお食事されると、破竹の勢いの理由がおわかりいただけると思います。

今回ご紹介するのはデギュスタションメニュー、エロアック(Erroak)

コースの主要メニューは変わりませんが、季節により付け合せやアレンジ等が変わったり
2品ほど入れ替えがあるかもしれません。今回ご紹介のメニューは2015年8月7日のものです。

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まず広々とした温室のようなエントランスホールに案内されます。
新しい食体験にわくわく期待しながら、ウェルカムドリンクのチャコリでまず乾杯。

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そして最初にいただくのがこのピクニックバスケット入りのアペリティフ。
ここでまず一気にテンションが上がります(笑)

「この順番で食べて下さいね」とのことで、まずは、、

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自家製アンチョビーのミルフィーユ

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とうもろこしのクラッカー(イカ墨入りでしょうか)+キャビアのような魚卵のカナッペ

何れも塩気と海の幸の味がチャコリととても良く合います。

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カイピリチャと名付けられたこの可愛らしいボンボン
想像できないまま口に入れると、、、カイピリーニャの味が広がりました!

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ピクニックの後はキッチンに案内されます。
キッチンで調理中のスタッフの方達に元気良い掛け声で迎えられて、こちらも気が引き締まります。

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広々としたスペースのキッチン、20名のスタッフがそれぞれの担当を分業で作り上げていきます。
各料理は顧客のテーブルに出される前にヘッドシェフのエネコ・アチャ氏が
必ず最終チェックと仕上げを行います。

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そのキッチンを見学しながら、脇のテーブルに出されたハイビスカスのインフュージョン
僅かに酸っぱい冷製スープと枯葉を象ったポルチーニ風味のクラッカーをいただきます。

箱の中に入ってるのは本物の枯葉なので食べられません(笑)

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キッチンスタッフの皆さんに元気良く「アグール!!」(バスク語でさよなら)と見送られ、
奥のダイニングルームへ通されます。全面ガラス張りの明るい窓辺から
チャコリのブドウ畑、別棟のビストロ、広がるのどかなバスクの風景を見渡せます。

そしていよいよ本コースが始まります。

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これは?!冷凍オリーブ、とメニューに書いてありますが、、、

長くなりますので続きはFacebook「バスクにおいでよ」のアルバムでどうぞご覧下さい。

レストラン・アスルメンディ デギュスタションコースのアルバム


コースは品数が多いですが、緩急をつけた味の組み合わせで最後まで飽きません。
演出も決して過剰では無く、味覚・視覚・嗅覚を総合的に楽しませてくれるコース料理です。

今後もアスルメンディの快進撃はきっと続くでしょう。楽しみですね。


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サン・セバスチャン、カジュアルなお洒落バル・SIRIMIRI

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サン・セバスチャンの旧市街にあるバル Sirimiri(バスク語で「霧雨」という意味)
マヨール通り、サンタマリア教会のすぐ近くで
クオリティーの高い料理をお手頃価格でカジュアルな雰囲気の洒落た店内で食べられます。

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この日は奥のレストランスペースで食べましたがオープンキッチンの目の前に5席くらいありますので
そこで食べるのも面白そうです。

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人が減ってから写真を撮りましたがピーク時は狭くて細長い店内が人で埋まります。

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カウンターにはおいしそうなピンチョスがずらりと並んでいました。

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PATATAS TIERNAS CON TRES SALSAS

やわらかーくローストされたポテト、3種類のソース(アリオリ、タマネギとトマト、チーズ)で。

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FOIE ARTESANAL CON PURÉ DE PERA, VINAGRETA DE FRUTOS SECOS Y PAN DE MANTEQUILLA DE OTAEGUI

フォアグラのパテ(とても上品な味でした) バタートースト、梨のピューレ添え

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MAGRET DE PATO DE ALSASUA, SU SALSA, ESPUMA DE PATATA Y FRUTOS DEL BOSQUE

鴨のロースト、カリカリの干しぶどう入りパンを乗せてあります。
鴨肉は噛むほどに旨味が口の中に広がり美味しかったです。

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SOLOMILLO CON SETAS DE TEMPORADA EN TEXTURAS

ソロミーリョ(フィレステーキ)とキノコ付け合せのハーフポーション
この日は3人で色々シェアしましたが、日本人の胃袋ならこのハーフポーションで十分一人前な量です。

単品で頼めますので例えばソロミーリョ(フィレステーキ)とキノコ付け合せのハーフポーション
+グラスワイン(赤)で12ユーロ程度。

この付け合せのキノコ、同じ旧市街の有名バルで一皿頼んだら結構な料金になると思いますw

デザートも何種類かあります。

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カクテルも各種ありますが、こちらはちょっと割高感が、、、

SIRIMIRI は平日は夜間営業(19:00~)のみなのでランチを食べたい場合は週末になりますが
隣りに同系列のAtari というバルがあり、そちらは昼夜営業しています。
色々なピンチョスが楽しめておすすめです。


http://www.sirimirigastroleku.com/

Calle Mayor 18, 20003 San Sebastián

営業時間

月~木 19.00 ~ 00.00
金    19.00 ~ 00.30
土   13.00 ~ 16.00  19.00 ~ 00.30
日    13.00 ~ 16.00  19.00 ~00: 00

火 定休日


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メンダーロのチョコレート工房見学

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Mendaroというギプスコア県にある町に1850年創業のチョコレート工房Chocolates de Mendaro Saint-Gerons
があります。とてもこじんまりとしたチョコレート工房でメンダーロの教会の手前にあります。

http://www.chocolatesdemendaro.com/

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工房入り口のプレートです。
見学予約を事前に申し込んで行くと 担当の方がチョコレートの歴史やここでの昔からの製造工程や
現在の様子まで詳しく説明してくださいます。

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中に入るとまずレトロな販売スペースがありますがそちらはまた後でご紹介します。
ここで20年以上働いているスタッフの方の案内でその奥にある作業場に入ると目に入るのがこれ。

上の部分はカカオ豆を挽く臼です。下にある釜に火を入れて加熱して豆を挽くのですが
昔は隣りの小屋にいるロバに引かせてこの臼を回していたそうです。

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カカオ豆を上から流し込み石臼で挽いて暖かくした釜の上で木のローラーで擦り潰しながら
ペースト状に練っていきます。

木のローラーで擦り潰されて練られていくチョコレートペースト、味見させていただきましたが
程良い甘味でこのままクロワッサンに挟んで食べても美味しそうでした。

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熟練の勘でひとつのタブレットに適量のペーストをとっていきます。
丸まった状態は練り餡のようにも見えました。

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木製の型に入れて軽く押して「だいたいの」形を整えます、というのは

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この大きな木のトレイに乗せて下の台を振動させると、タブレットになるチョコレートの中の空気を抜きながら
自然と型に均等に納まるというシステムなんです。

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その後は室温で自然に冷まして出来上がり。これはミルクに溶かして飲むチョコレートです。

「そのまま食べても美味しいですよ」と試食を薦められ食べてみると甘さ控えめで本当においしかったです。
自然の甘味とグラニュー糖の食感も楽しめました。

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メンダーロの定番チョコレート(タブレット状になっているミルクに溶かして飲むチョコレート)の
主原料は3つだけ、カカオ、グラニュー糖、そして極僅かの小麦粉だそうです。

大規模な工場生産のものとは違う優しい味わいのチョコレート。

何故こんな辺鄙な山間の小さな町でチョコレート作りが始まったのかと疑問でしたが
昔は船で貿易をしていたので大型の貨物船で南米から運ばれて来たカカオ豆は外海の港で
他の船に積みなおされて川を上ってここまで運ばれていたそうです。
昔は陸路のほうが遥かに不便だったんですね。

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アンティークな雰囲気漂うお店のインテリア

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プレーンなチョコレート、ナッツ入りのタブレットやリキュール入りのボンボンなど色々な種類があって
目移りします。ここ以外にビルバオ、サン・セバスチャンにある直営店でも購入することができます。


Chocolates de Mendaro Saint-Gerons (工房はこちらです)

Azpilgoeta, 21
20850 MENDARO
TEL. 943 75 51 15

サン・セバスチャンのショップ
Etxaide, 6
20005 DONOSTIA - SAN SEBASTIÁN
TEL. 943 42 48 04

ビルバオのショップ
Licenciado Poza, 16
48011 BILBAO
TEL. 94 443 87 62



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ビルバオでおすすめのバル、ビエホ・ソルチ

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もしビルバオで1軒しかピンチョスを食べる時間がないとしたら、迷わずこのバル El Viejo Zortzi
をおすすめします。

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地元サッカークラブ、アスレティック・クラブ・ビルバオのホーム、サン・マメススタジアムの近くにありますが
サッカーの喧騒とは関係なく落ち着いた雰囲気で美味しいピンチョスを堪能できます。

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バルとレストランが併設していますので、時間や予算、お腹のすき具合に合わせて
クオリティーの高いお料理をカジュアルな雰囲気でお手頃価格で食べられるお店です。

どのTapasを食べてもハズレ無しの美味しさなんですが、特におすすめの数点をご紹介します。

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Morcilla de Puerro

モルシージャは豚の血を野菜やお米と混ぜたソーセージですが、これはポロ葱と合わせたものを
ソーセージではなくてテリーヌ上に型抜きしてあります。生臭みは一切無くとても上品な味。
リンゴのスライスはただの飾りではなくてモルシージャとの相性ピッタリです。

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Pimiento Relleno de Bacalao

鱈の身入りベシャメールのピキージョピーマン詰め
バスクで良く食べられる料理のひとつです。

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Bacalao en Láminas

鱈のスライスの下には赤ピーマンとアボカドのサラダ
これはいつもお代わりしたくなりますw

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Risotto de Hongos

きのこのリゾット
チーズの味もなかなか濃厚でとてもクリーミーな美味しさ

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Tortilla Gratinada

このトルティージャの作り方はとてもオリジナルですね。さて中身はどうなっているかというと、、

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溶き卵を潰したジャガイモに被せてグラタン状に焼いてあるのでしょう。
とても柔らかい舌触りで、これもリピート確実の一品。

この店の料理は全品試してみたい程です。繰り返し行きたいお店ですね。

El Viejo Zortzi
Calle Licenciado Poza, 54. 48013 Bilbao
944 41 92 79
http://viejozortzi.es/


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ビルバオのお洒落なカジュアルレストランEL TALLER

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ビルバオの有名バルLa Viña del Ensanche(ラ・ビニャ・デ・エンサンチェ)がすぐ隣りに
レストラン、EL TALLER(エル・タジェール)をオープンしました。
グルメな食材を揃えて販売するショップがレストランへの入り口です。

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オリーブオイルや色々な香りのビネガー他おみやげにも良さそうなものがたくさんあります。

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オープンキッチンですが、音も匂いも全く気になりません。

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シックで可愛らしいインテリア

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アラカルトではなくて季節ごとに変わるお料理5皿+デザート2皿のコースメニュー
(50ユーロ、飲み物代別)です。

この日1皿目に出たのは生フォアグラのテリーヌでした。ガラスの器が素敵ですね。

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続きのお料理やレストラン、ショップの他の写真はFacebookページ「バスクにおいでよ」
アルバムでご覧下さい。

人気店ですので営業開始後すぐの時間帯に行かれるか、電話での予約をおすすめします。

EL TALLER

C/ Diputación, 10 • 48008 Bilbao
TEL:944 155 615
営業時間12:00~23:00 (日・月・祝日休)

http://www.lavinadelensanche.com/el-taller/


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そしてこれはバルLa Viña del Ensanche(ラ・ビニャ・デル・エンサンチェ)で食べられる
イベリコ豚のコッパ、豚の首の部分を使った製品です。
とてもやわらかく噛む毎に旨味が口の中一杯に広がります。
生ハムがお好きな方は是非お試しになってみて下さい。


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ゲタリアの炭火焼レストラン、カイア・カイペで魚介三昧ランチ

Getaria

バスク地方を訪問される方の間でじわじわと人気が高まってきている町、ゲタリア
島(陸続きですが)のシルエットがネズミのように見えるので「El Raton」の愛称でも呼ばれています。

サン・セバスチャンからバスで1時間程の小さな港町のその人気の元は「炭火焼」レストラン
ここで新鮮な魚介の炭火焼を食べるためにはるばるやってくる人達もいるほどです。

その中でも特に有名なレストラン、エル・カノ(Elkano)(ミシュランの星が付きました)は
あいにく秋の休暇中(11月中の2週間)でしたので行けませんでしたが、次におススメの店に
行くことにしました。

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史上初の世界周航を果たしたフアン・セバスティアン・エルカーノはゲタリアの出身。
街の入り口に銅像が建っています。


Ver mapa más grande

細い路地を通って行くとゴシック様式のサン・サルバドール教会が見えてきます。


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教会の下のトンネルを抜けると港の広場に出ます。
小さな町なので散策はあっという間に終わります。

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今日はこの建物に入っているレストランKAIA-KAIPEでランチ。
左の角に炭火焼場があります。

http://www.kaia-kaipe.com/

Calle del General Arnao, 4, 20808 Getaria, Guipúzcoa, España
+34 943 14 05 00

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ハンドルを回して高さを調節するんですね。

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大きなヒラメがいい感じに焼けています。後でこれをメインディッシュに注文しましょう。

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中に入ると角窓の近くの席に案内されました。
あいにくの曇り空ですが、とても見晴らしの良い席です。

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まず最初にお通しのツナ、そして頼んだアンチョビーの塩漬け。
その後に出て来たのがこの手長海老のグリルなんですが、あまりの美味しさに
全員ひととき無言になって海老の旨味を堪能しました。

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アサリ、身がしっかりと詰まってプリッとしていました。

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バスク地方にいらした方には是非どこかのレストランで、しかも良いレストランで試していただきたい
魚介のスープ、店によって濃厚だったり、あっさりだったり個性が出ます。

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ここは濃厚タイプ。入っている白身魚はアンコウでしょうか。
既に満腹感があったのに、スプーンをひと口運ぶ毎にさらにおいしく感じて、一滴も残したくない勢いで
食べてしまいました!このスープ、今まで食べたことのある魚介のスープでは最高だと思いました。

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Txangulo al horno 蟹身のオーブン焼き

よく蟹の甲羅に盛ってオーブンで焼かれてますが、ここのは蟹の甲羅型のグラタン皿
のような容器に入ってました。
蟹身だけじゃなくてタマネギ、ニンジン、ポロ葱なんかを小さく刻んだものもたっぷり入っていたと思います。

食べるといつもすぐ満腹になる一品なので用心してたんですが、これまた今まで食べたことのある
Txangulo al hornoの中では一番おいしかったです。

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そしてゲタリアに来たらやはりこれですね。ヒラメの炭火焼 Rodaballo a la parrilla

これは2人前、それでもかなりの大きさです。
他にも色々と食べた後でコレ、という場合は人数分より少なめに注文されたほうが良いでしょう。

価格はキロ単位なので魚料理を頼むと一気に食事代がはね上がりますが
魚の炭火焼が食べられさえすれば、ということでしたら先ほどの魚介のスープとこの一品だけでも
大食漢の方じゃなければ十分満足されるクオリティーだと思います。

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担当の方がきれいに取り分けてくれます。

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魚の炭火焼、メニューにはアンコウ、鯛、スズキ、メルルーサ他色々と載っていますが
周りを見渡した限りどのテーブルもヒラメを注文されていました。

そして素晴らしい魚介の料理と共に頼んだ飲み物はもちろんゲタリア産のチャコリでした。

ゲタリアにはエルカーノやKAIA-KAIPE の他にも炭火焼のレストランはいくつもありますが
特に週末などは人気店はすぐ満員になってしまいますので、事前に予約をされるか
開店時の早めの時間帯(13時頃)に行かれることをおススメします。





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熾き火焼きレストラン、エチェバリ ②

レストラン、エチェバリでの食事の続きです。

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Hongos y berenjenas

キノコと茄子の炭火焼、あっさりとした味でした。これはかなり日本人好みな味かも。
日本酒のおつまみにも良さそうですw

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Guisantes con su jugo

そして楽しみにしていた畑のキャビアこと「涙豆」Guisantes de lagrima
春から初夏にかけて収穫されるこの涙豆をちょうど食べられる時期に行けて良かったです。
(この食事の写真は6月末のものです)

普通のエンドウ豆とは違う、ほのかな青い甘味とプチプチとした弾力ある食感が楽しめました。

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Besugo

かなり満腹状態に近づいていますが、コースでは魚も肉も供されます。
まずは魚から、Besugoは真鯛です。取り分けられる前の尾頭付きの写真を撮ってないのが残念。

ニンニク風味のビナグレットが多少かけてありますが、味は魚の旨味そのもの。
焼き加減が絶妙です。

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付け合せの野菜も全て自家菜園で採れたもの。

そしていよいよチュレタ(骨付き肉)の登場です。エチェバリに来てこれを食べないと意味ありませんw
このチュレタの写真が無いと、ここでの食事レポを載せる意味もないと言って良い程で。

カメラのメモリカードの不具合で、なぜかこのチュレタの写真だけデータが消えてしまったので
同行した友人から拝借しました。

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Chuleta de vaca

この写真を始めてご覧になった方は「え?これがそんなに美味しいの?」と驚かれたかもしれませんし
エチェバリでこれを食されたことがある方はこの写真をご覧になって「ニヤリ」とされたかもしれません。

パット見「炭?」と思えるほどの表面の焼き色。

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同行4人全員一致で「レアで」とお願いしたわけですが、ご覧の通りの断面の色合い。
レアですが、肉の中まで熱が通っているからか、切っても汁がダラダラと出てこなくて、旨味は肉の中に
閉じ込められている感じです。

どのお料理もいちいち「美味しい」のですが、このレストランをはるばる再び訪れる人達は
特にあの味噌までおいしい海老とこのチュレタの虜になってしまうのだろうなと思いました。

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Helado de leche reducida con jugo de remolacha

濃縮された牛乳のアイスクリームとビーツソース

サラダに入ってるビーツは好きですが、なんとなく泥臭いイメージがあったんですが
このビーツソースは全然臭みもなく、とても美しい色をしていました。

ちょうどレストランに来る途中に友人が「昔新幹線の中で売られてたみたいな牛乳そのものみたいな味の
アイスクリームが懐かしいなぁ、食べたいなぁ」と言ってたので、とても良いタイミングで驚きましたw

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Bizcocho con arándanos

ブルーベリーを乗せた焼き菓子、もうこの辺りまで来るとかなり満腹で細かい味がわからなくなってますが
甘さ控えめでこれも美味しかったです。

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Mignardise  プチ・フール

締めのコーヒーと一緒に供されたのですが、果たして食べたかどうか記憶がありません(苦笑)
ひと口サイズだったので食べたかもしれませんが、「もう一齧りも何も入らない」っていうくらいの時も
ありますよねw

素晴らしいお料理の数々に一行は大満足したのですが
食事を始める頃に降り出した雨はその後やむこともなく、さらに土砂降りになってしまいました。

オーナーシェフの畑を見物したり、辺りを散歩するのを楽しみにしていましたがそれどころではなく
とりあえず「焼き場」を見せていただくことにしました。

エチェバリにお勤めの日本人シェフ・前田さんにご案内いただきました。

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まずここに薪を入れて熾き火用の炭火を作ります。

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できた炭をここに敷いて熾き火にして素材を焼きます。素材によって焼き時間や火加減が違うので
このハンドルを回して高さの調節をするそうです。

この時は既にキッチンの営業時間をかなり過ぎていたのでもう火は消えていましたが
働いてらっしゃる時間帯はきっと物凄い熱気なのでしょうね。

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大事な薪。焼き場の横に山積みにされています。

レストランに併設のバルには昼休み時間もなく、近所の人達が引き続きポツリポツリとやってきていました。
そこだけ見たらほんとに素朴な村のバルそのものです。

レストランのサービスも全く肩のこらない気取りの無い対応です、とにかく素朴です。
パリやNYなどの小洒落た雰囲気のレストランとサービスが好みの方には向かないかもしれませんが
エチェバリはきっと素材の美味しさをそのまま活かした独自の料理をこの辺鄙な場所で提供し続けて
それを好む顧客層に支持され愛され続けていくのだろうなと思いました。

Asador Etxebarri  

Plaza de San Juan, 1 48291 Atxondo, Bizkaia, Spain
+34 946 58 30 42


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熾き火焼きレストラン、エチェバリ①

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Asador etxebarri は、ビルバオ市内から車でおよそ30分程のビスカヤ県アシュペ・アチョンドAxpe Atxondo
という小さな村にあるミシュランの星付き炭火焼(熾き火焼)レストランです。

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公共の交通機関でとなるとバスを乗り継いでなので少々不便ですが、レンタカーやタクシーなどで
はるばるやってくる日本からのグルメファンも多いそうです。

中に入るとまずBARスペースになっていて、それが余りにも典型的な「バスクの田舎バル」の雰囲気で
地元のおじさんが何か飲みながらのんびりTVを見ていたりするので一瞬びっくりしますが(笑)
案内されて階段を上っていくと、、、

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ゆったりとしたダイニングルームが。

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窓からの眺めです、この日はあいにく天気が悪くて辺りはどんどん暗くなっていきました。

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ここが村の中心広場のようでした。
フィエスタだったのか細長い木が立てられて旗飾りもつけてありますが、人影はありませんでした。

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デグスタシォン(お任せ)メニューです。期待が高まります、でもこんなに食べられるんだろうかと心配にも、、

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Mozzarella de búfala

手前の白いのは自家製モッツァレラ なんとオーナーシェフはバッファローを飼ってるそうです。
こちらのお料理はなんでもスモークしてあるのが特徴で、モッツァレラもかすかにスモークの香りが。

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Chorizo
Mantequilla de cabra y sal negra

自家製チョリソと山羊のバターです。パテのようにパンに塗っていただきました。

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Anchoa a la zalasón アンチョビーは塩気がありますが魚の濃い味が凝縮されておいしかったです。

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Cracker クラッカーの上に乗ってたのはキノコだったと思います。あっさりとしたおつまみw

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Cerveza casera 自家製ビール これはこのレストランにお勤めの日本人シェフの方おススメだったんですが
ほんとに美味しくて、ワインをボトルで頼んだのを後悔したほどでしたw

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Croqueta ミニコロッケ、普通のクリームコロッケでしたがこれも炙ってありました。

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Ostra y espinaca スペインで生じゃない牡蠣を食べたのは初めてかもしれません。

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ほんの僅かに火を入れた感じが絶妙でした。ほうれん草が添えてありました。

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牡蠣アレルギーがある友人には代わりにアサリが提供されました。

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Gambas de Palamós パラモスの海老

カタルーニャ地方、地中海沿いにある街パラモスで獲れた海老
この海老がこれまた生をちょっと越したくらいの焼き加減で身がプリッとしていて全然生臭くなくて
味噌もチューッと吸わずにはいられないおいしさでした。

最初からどの一品もとてもおいしかったのですが、この牡蠣、海老辺りで「エチェバリに来た真の意味」を
実感できたような気がします。

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Pulpitos cebolla caramelizada y su tinta 子蛸の炭火焼

トロトロに甘く炒めたタマネギが下に敷いてあって、蛸の墨ソースを添えてあります。旨いっ!

さて、食事はまだまだ終わりませんが長いので②で続けます。


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