チキ便り~バスク地方のとある街より

スペイン北部からフランス南西部に広がるバスク地方から発信しています

ピンチョス

サン・セバスチャンの老舗ピンチョス・バル「ベルガラ」

P9202068

サン・セバスチャンのグロス地区にある有名ピンチョス・バル「ベルガラ」のHPがリニューアルされました。

P9202066

BAR DE PINCHOS en DONOSTIA-SAN SEBASTIÁN

http://www.pinchosbergara.es/

HPには食指が動かされずにはいられないピンチョスの写真が多数掲載されています。

バスク語、スペイン語、フランス語、英語に切り替えられるようになっていますが、実際にこのバルを
お尋ねになる時に少しでもお役に立てるように今回の記事はスペイン語での記述中心に書きますね。

まずHPのメニューバー左端の「PINCHOS CALIENTES」(ピンチョス・カリエンテス)
その場で注文して調理してもらうタイプのピンチョスです。

http://www.pinchosbergara.es/pinchos-calientes-donostia.html

ピンチョスの写真をクリックすると、ピンチョスの名前と主に使ってある食材が書いてあります。

P9202063

これはTXOPITOS(チョピートス) 揚げた小イカに甘くなるまで炒めたトロトロのタマネギが乗っています。
小イカとタマネギ、合うんですよ~。ただ食べる時に中から熱い汁が飛び出すこともあるのでご注意を。

そして「PINCHOS FRÍOS」(ピンチョス・フリオス) カウンターにずらりと並んでいるピンチョスです。

http://www.pinchosbergara.es/pinchos-frios-donostia.html

P9202067

器に入っているのはCHUPITO DE CHANGURRO(チュピート・デ・チャングロ)蟹のカクテルです。
海老が飾ってありますけど中身は蟹なんですw

Plato, por favor.(プラト、ポル・ファヴォール)と言えばお皿を渡してもらえますので
カウンターに並んでいるところから自分の食べたいピンチョスを取って(あるいは取ってもらって)
後で清算してもらいます。

P9202061

でもせっかくならカウンターに並んでるのも、調理してもらうのもあれこれ食べてみたいですよね。
大丈夫です、カウンターのものを先に取っても、テーブル席に着いてからでも順番は関係なく
食べたいものを食べたいだけ楽しめます。

テーブルには、ピンチョスの写真付きのメニューもありますので「これ」と指差せばわかってくれます。
1、2、3(ウノ、ドス、トレス)、、と数字が出てこない時は指で伝えて下さい。

店の人に「Para beber?」(パラ・ベベール?)「お飲み物は?」と尋ねられたら

Vino(ビノ) ワイン Tinto(ティント)赤 Blanco(ブランコ)白 Rosado(ロサド)ロゼ

Txakoli(チャコリ) バスク産の白ワイン

Sidra(シドラ) りんご酒

Cerveza(セルベサ) ビール  sin alcohol(シン・アルコール)←こう言えばアルコール無しのビール

Agua(アグア) 水

お好きな飲み物の後に「ポル・ファボール」でOKです。

おいしく、楽しくお食事が済んだ後は「La cuenta, por favor.(ラ・クエンタ、ポル・ファヴォール)」と
清算を頼むとちゃんとレシートをくれますので安心です。


バル・ベルガラは、旧市街から少し離れたグロス地区にあるサン・セバスチャンのピンチョス文化発祥の
バルのひとつで、最近はスペイン国内や海外からの観光客も必ずといっていいほど足を運ぶような
人気店ですが、地元の人達にも昔から長く愛されているお店です。

旧市街にはそれこそ数歩行けばすぐ次の店に入れるほどバルが密集していますが
日本からいらっしゃるお客様にまずここをおすすめする私なりの理由は、、、

・ピンチョスがおいしい(とても当たり前な理由ですけど、どれを食べてもハズレが無いので)

・お店のスタッフの応対がいつ行ってもムラが無く居心地が良い

・店内のスペースに適度な余裕がある

・店内が明るい

・テーブル席に座って落ち着いて食べられる
 (ただし、確実にするためには早めの時間帯に行くか、電話で予約するか)

・いつ行っても開いている

というところです。この近辺の飲食業は毎週月曜日が定休日のところが多いのですが
例年このバルの休みはクリスマス・イヴの夜と大晦日の夜と元旦だけという、そして昼休みも取らない
スペインでは驚異的な働きぶりなのです。

それに加えて、おいしい、応対も良ければ安心して皆様におすすめできます。

既にバスクにいらしたことがある方には「こんなのもうとっくにわかってる」という記事になりましたが
これからサン・セバスチャンに初めていらっしゃるという方のことを考えながら書いてみました。


BAR BERGARA
Calle del General Artetxe, 8
20002 San Sebastián, Guipúzcoa
943 27 50 26

営業時間 月曜日から日曜日まで 9:00-23:00

オーナーのモンティさんによると2013年中は無休だそうです。

【追記】

2014年3月17日(月)から31日(月)までは休暇のためお休みです。



大きめの地図で見る



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オンダリビア Gran Sol のピンチョス・注文編

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ピンチョスコンクールで4賞獲得したピンチョ

Huevos mollete al oro sobre migas de pastor al chipiron y jugo de ave

ミガスを敷いた上に半熟卵を載せ鶏のスープをかけたもの、卵の上にはイカ墨を少したらしてあります。

これはけっこうあっさりしていて、スプーンで割った卵とミガスとスープを混ぜて食べると
なんだかちょっと和風なものを思い出させる味わいでした。

先日の記事では、オンダリビアのバルGran Sol でカウンターに並んでいるピンチョスをご紹介
しましたが、今回は注文して調理してもらう暖かいピンチョスをいくつかご紹介しますね。

連休中の土曜日、ランチタイムに行ってみたところ雨の日にも関わらず大勢の人達で賑わっていました。

テラスの樽型テーブルが1個空いていたので、そこをとりあえず確保して、悩みながら選んだピンチョスを
注文しに店内のカウンターに行きます。その時に名前を聞かれて、頼んだものができあがる度に
名前を呼ばれるので自分で取りに行く、というシステム。

外のテラスまで聞こえるような大声で呼ばれるのかな?と思っていたら、、、スピーカーを通して
呼ばれました(笑)

DSC_3230

「イカ墨コロッケ」 真っ黒です
以前他のバルで食べたものは中身だけ黒かったんですが、ここのは外も(笑)
見た目にビックリしますが、味はとってもクリーミーな「イカ味」でおいしかったですよ。

コロッケは他にも生ハム、ロックフォールチーズのものがありました。

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Foie gras a la sarten con reduccion de pina y cabello de angel

フォアグラのソテー、パイナップルジュースを煮詰めたシロップソースと削りカボチャの甘煮が
添えられています。フォアグラとフルーツの甘味って良く合うんですよね。
これにおいしい赤ワインがあれば完璧です

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Tartita de puerro con gelan de tomate, nuestra mus de bakalao y crema de oliva negra

ポロ葱のテリーヌ、トマトソースの上にある白いものは鱈のムース、黒いものはブラックオリーブのクリーム

テリーヌ自体はとてもあっさりしていますが、その上に層になっているものたち、特にブラックオリーブの味
がアクセントになっていました。

この記事に掲載したピンチョスの料金は、3,20ユーロから3,60ユーロ(コロッケは1個2ユーロ)です。


ピンチョス以外に海老のグリル、イカリングのフライ、イベリコ豚の生ハムなど一品ものもあり
その日は6人でしたので、これを頼んでみました。

PB030038

Chipirones frescos a la plancha

小イカのソテー、アリオリソースとイカ墨ソースがけ

シンプルに素材の味が活きていておいしかったです。

個人や二人連れで行く時は適当にピンチョスをいくつか食べていればけっこう満腹感を得られますが
グループで行く時はこういうのをシェアするのもいいですよね。

ただスペインの人達、バスクの人達は足腰が強いのか体力もあるのか、ずーーっと立ちっぱなしで平気
ですが、日本人としてはやっぱり食事は座ってゆっくり食べたいかなぁ、と思いました。

店内にいくつかテーブル席はありますが、座って食べたい時は開店直後くらいに早めに行かれることを
おすすめします。

調理してもらうピンチョスは、12:30から15:30 19:30から23:00(日曜日は22:30)の時間帯に
注文できます。

Gran Sol Taberna
San Pedro, 65
20280 Hondarribia
Tel (00 34) 943 642701

http://www.bargransol.com/


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オンダリビア「Gran Sol」でピンチョス、ピンチョス、ピンチョス

pinchos gran sol

日本のメディア(雑誌のグルメ特集やTVのバスク特集など)でもよく紹介されているオンダリビアのバル
Gran Sol(グラン・ソル)は、ピンチョスのおいしさに定評があります。

san pedro

オンダリビアを訪れる人なら必ず立ち寄るはずのSan Pedro通りに入れば間違いなく辿り着けます。

PA100013

樽をアレンジしたテーブル
この日は午前中の早い時間に行ったので静かでしたが、週末の繁忙時に行くと店内もこのテラスも
人で埋まります。

PA100014

Gran Sol は、「でっかい太陽」

中に入ると一枚目の写真のようにカウンターに並ぶピンチョスの数々に目が釘付けになります(笑)

pintxos gran sol

おいしそう~~。

PA100009

これを食べてみました。

メインはフォアグラのパテ。生ハムが敷いてあります。
上にのってたのは杏のコンポートでしょうか。
果物の甘味はフォアグラによく合うんですよね~。

PA100010

これは生ハムとアンチョビーですね。新鮮な野菜のみじん切り入りビナグレットを少しかけてあるようです。

tortilla de patata

創作ピンチョスだけじゃなくて、定番のじゃがいもオムレツ、トルティーリャ・デ・パタタもあります。
シンプルな料理なのでトルティーリャには作る人の腕の良さが特に出るんですよね。

さて、この記事を見てさっそく「行ったら、これと、これと、これを食べるぞ
と思われた方、ちょっと待ってください。これだけのピンチョスが並んでるのは壮観なんですが
その場で注文したものを調理して出してもらうピンチョスを食べずにこの店を出るのは
もったいなさ過ぎます。

調理してもらうピンチョスは、12:30から15:30 19:30から23:00(日曜日は22:30)の時間帯に
注文できます。

PA100012

ピンチョスコンクールで複数の賞を獲得したものもあって、本当にどれを頼むか迷うくらい色々と
あるのですが、そのピンチョスについてはまた改めてご紹介しますね。

Gran Sol Taberna
San Pedro, 65
20280 Hondarribia
Tel (00 34) 943 642701

http://www.bargransol.com/


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目にも楽しい創作ピンチョス Bar ZERUKO(バル・セルコ)

pincho-chipi

これ何でしょう?

しばらく前にサン・セバスチャンの旧市街にあるBAR Zeruko(セルコ)に行った時に
おすすめのピンチョスをいくつか頼んでみたのですが、今日掲載する2品がとても印象に残りました。

最初のピンチョは、名前を忘れたのですがたぶん海のRosa(薔薇)というような感じだったと思います。

なんと小イカを丸くまとめて薔薇の花に見立ててあるんです(笑)
しかもこのグラスに入っている赤い液体から薔薇の香りが漂っていたからか
そのイカの薔薇もなんとな~く香りがしみていたような気がします。

斬新なビジュアルが強烈でしたが、味はあっさりしてておいしかったです。


pincho-bacalao

これが出てきた時は「これをどうやって食べろと言うんだろう」と皆で顔を見合わせながら
笑ってたのですが、お店の人が説明してくれました。

Minitarrina de bacalao al sarmiento con ensalada efervescente de caserio

炙った鱈のカナッペ 地元農家産の発泡性サラダ添え

まだ良くわかりませんね(苦笑)

鱈の切り身を煙でしばらく炙って、それをミニカナッペの上に乗せて一緒に食べてね
ということでした。

そしてチューブに入ってる緑のものは液体状のサラダ。
ミニテリーヌの前に食べた(飲んだ)か後だったかもう忘れましたが、味はビミョウでした。

このBARではカウンターにもところ狭しと色々なピンチョスが並んでいますし、それとは別に
品書きを見て調理して出してもらうピンチョスもあります。

自分の好みの味かどうかは食べてみないとわからないので
どれにするかおおいに悩みますが、ピンチョスのコースもあるそうで
いつか試してみたいと思っています。

HPには18品のピンチョスの写真が紹介されていますので、行ってみたいなと思われた方は
どうぞご覧になってみてください。

http://www.barzeruko.com/

http://www.barzeruko.com/barzeruko_cocina.html

Pescaderia 10 (Parte Vieja)
DONOSTIA-SAN SEBASTIAN
tel.943423451



ところで、サン・セバスチャンでも超人気店で、雑誌などでもピンチョス特集となると
必ず掲載されていたBAR Aloña Berri-アロニャベリ(グロス地区)は、オーナーご夫婦が引退されて
現在は休店状態です。

ピンチョスのレシピも込みで跡を継いでくれる人を探しているという話を聞きました。

このBARのピンチョスは、数多くあるサン・セバスチャンのお店の中でも格別おいしくて小粋なので
早く後継者が見つかって再開されるのを待っています。

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イカ墨コロッケ

スペインのBARに行ってつまむものの定番と言えばトルティーリャ、イカのフライ、コロッケなどが
ベスト3でしょうか。地方によって多少違うかもしれませんけどね。

croquetas(クロケタス) クリームコロッケは、BARでも家庭でも好まれて食べられるものですが

croquetas de jamon   生ハムのコロッケ
croquetas de pollo    チキンコロッケ
croquetas de bacalao  鱈のコロッケ

などが特に人気。日本のコロッケは小判型ですが、スペインのコロッケは小さめの俵型か球形です。

先日お友達に連れて行ってもらったBARで、こんな「黒いコロッケ」を食べました。

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croquetas de calamares en su tinta イカ墨コロッケです。

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中身もほんとに真っ黒(笑)

でもベシャメールソースとイカ墨の風味が上手く混ざっておいしい一品でした。
これはオンダリビアのギプスコア広場にあるBAR
ちょうどホテル・パラセテの正面にあるBARで食べました。

他の店でもやってたら味を食べ比べてみようと思ってます。

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おすすめピンチョ carrillera de ternera en salsa

日本の雑誌(バスクのバル情報記事)や旅行された方のブログでも
よく紹介されているサン・セバスチャン旧市街のバルLa Cuchara de San Telmo

黒板に書いてあるメニューから選んでオーダーすると調理された暖かいピンチョスが
サーブされる「小皿系」のお店です。

そこのとっておきピンチョcarrillera de ternera en salsa(子牛の頬肉煮込み)



歯が無いおじいちゃんでも食べられそうな(笑)柔らかさ

噛まなくても口の中でほぐれていきます。 大満足のおいしさ

赤ワインといただいて幸せな気分になれました。

この日はピンチョスのはしご中だったのでこの店ではこれ一品のみだったんですが

他の人達が頼んでいたフォアグラのピンチョやキノコのリゾットもとてもおいしそう
だったので次回はじっくりプランでこの店で数品ということで。

La Cuchara de San Telmo
31 de Agosto,28 San Sebastian

31 de Agosto通りをちょっと裏に入ったところにあります。

La Cuchara(スプーン)をモチーフにした看板が目印。

いつも人が店の外に溢れるくらい賑わっているので、店の中でスペースを確保
するのも大変ですが、リピートしたくなるバルです。

ピンチョス 追加します

前日記よりしばらく経った土曜の午後にぽっかり時間ができたので
またサン・セバスチャンまで出かけてきました。

その日は「はしご」ではなくてアロニャ・ベリから動かないプラン
ということでお友達と意見が一致。
このBARのピンチョスをじっくり堪能することにしました。

午後7時半頃に店に入るとまだ人が少なく、即テーブル席につけました。
ラッキー♪

まず最初のオーダーは、先日画像が撮れなかった

erizo de mar

10efa91c.jpg


ウニのスープです。

その後、先日も頼んだピンチョスを再度味わった後
メニューに載っていないもので何かよいのはないかなと
カウンターの黒板に書いてある品目を眺めていると
オーナーのおじさんが「cigala(手長海老)がいいよ」
とおすすめしてくれたので早速オーダーしてみました。

cigala con gaspacho

b673eb2a.jpg


手長海老とガスパチョ

これは!この日食べた中で一番気に入った味でした。

香ばしい海老の味+フルーティであっさりしたガスパチョ

ガスパチョは、トマトだけじゃなくてイチゴかラズベリーが
ほんの少し入っているような味と色でした。

さらにチャレンジ精神が湧きあがってきたので(笑)
デザートも頼んでみました。

tarta de nuez

e89f1da5.jpg


くるみのタルト

ご覧のとおりくるみがぎっしりと詰まっていて濃厚でした。
おいしいけれどかなり甘いです。
お茶だけに立ち寄った時にたっぷりめのコーヒーといただくと
いいかな。

他にバスクでは有名なイディアサバルのチーズを使った
チーズケーキもメニューに載っていました。どんな感じなのかな。
もし試した方がいらっしゃったら感想を教えてくださいね。

サン・セバスチャン散策-GROS篇 2

ピンチョス三昧のひととき

サン・セバスチャンでは、胃袋と財布の中身が許す限り
お酒だけではなくてピンチョスのはしごが楽しめます!

この日私たちはまずGROS地区の2軒からスタートすることに。
今でこそほとんどのバルでピンチョスが楽しめるように
なりましたが、この2軒がピンチョス発祥の店なのだそうです。

海岸沿いの通りからGeneral Artetxeという通りに入ります。

Bar Bergara/バル・ベルガラ(General Artetxe 8)
https://www.facebook.com/BarBergara

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店内に入ると、まずカウンターに並んでいるおいしそうなピンチョスに
圧倒されます。カウンターに置いてあるのはfrios(冷たいピンチョス)
calientes(温かい)のピンチョスメニューはカウンター内の黒板に
書いてあります。

97779859.jpg


この店に来ると必ず食べるのがホタルイカのピンチョまたはボカディーリョ。

ピンチョは、スライスしたバゲットの上に甘くなるまで炒めたタマネギと
ソテーしたホタルイカが3個乗っています。
ボカディーリョ(バゲットのサンド)には同じ具がもっとたくさん
挟んであるわけですが、イカのサンドがそんなにおいしいものだとは
このBARで初めて体験したのでした。

焦げてはいないのだけど、茶色くなるまでしっかり炒めたタマネギの
甘味とイカのコンビネーションが絶妙!なのです。

1軒のBARに落ち着いてそこのピンチョスをじっくり味わう
(BARによってはピンチョスのおすすめコース-デグスタションを
用意しているところもあります)のもいいけれど
今日は「はしご」が目的なので1軒につき1,2個で次へ。

同じ通りを少し先へ進むとBerminghamという通りに繋がっています。

BAR Alona Berri/バル・アロニャ ベリ (Bermingham,24)
http://www.alonaberri.com/

5d27e4e3.jpg


カウンターに並ぶ代表的な2種類のピンチョス。
どちらもコンクールで賞を獲ったものです。
ミニチュアアートのようなプレゼンテーションにまず惹かれます。

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一番奥のピンチョは Delicia de Ulia(ウリア山のごちそう)

車海老とアボカドの包み焼き+ポロ葱ソース添え
あっさりしてます。

写真はありませんが、他に殻を器にしたウニのスープも
ウニの味が凝縮されたクリーミーな逸品です。

dd98afe4.jpg


Tobogan de mar(海の滑り台)

アジ、赤ピーマン、黄ピーマン、小タマネギ、ズッキーニ
茄子、ポロ葱、イクラ、乾燥黒オリーブ、パンジーの花弁
マーガレットの花弁、チャイブ、りんご、乾燥オレンジ
マルドン・シーソルト、バニラ、ハチミツ、バルサミコ酢
ナッツ類のオイル、ロースト時にピーマンから出た焼き汁

この一口で一瞬にして食べられそうな大きさのピンチョスに
これだけの材料と手間をかけるとは!

てまひまかけただけあって本当に納得できるおいしさです。

「滑り台」はポロ葱の白部分をサッと素揚げしたのでしょう。
パリッとしてます。


a784d815.jpg


Chipilon en Equilibrio(バランスのとれたホタルイカ)

カウンターの見本と比べて位置がズレてますが(^ ^;)
おもしろいネーミングとプレゼンテーションですね。

これは同行者の一人があっという間に食べてしまったので(苦笑)
味見できなかったのですが、グラスの横に添えてあるキューブ状
のものは魚介ソースで炊いたライスにカラメルソースをのせたもの

ホタルイカの中にはよく炒めた小タマネギが詰めてあって
「最後に飲んでください」とウェイトレスさんが言った
グラスの中の液体は「イカとタコとマティーニのカクテル」
だそうです。どんな味???

さて、幸先良い(?)スタートの後、私達はGROS地域から
サン・セバスチャンのパルテ・ビエハ(旧市街)に向かいました。
10分くらい歩くのでちょうど消化にもいい感じ。

そして狭い通りの両側にバルがひしめきあう「ピンチョス天国」
フェルミン・カルベトン通りになだれ込みます。

きっと人それぞれお気に入りバルやピンチョスがあると思いますが
私達のこの日のお目当てはBORDA BERRI(Fermin Calbeton,12)の
フォアグラのソテー+りんごのピューレ添え。

フォアグラのソテーはあちこちで出されますが、ここのものは
外がカリカリ、中はトロ?リと完璧な焼き具合で
ハチミツも加えてあると思うんですが、りんごの甘酸っぱさとも
めちゃくちゃ合いますハート

飲み物は迷いなく赤ワイングラスをオーダー。

すでに腹持ちも良くなってきてたのですが、遠く日本からの
お客様連れでせっかくなので、あと3軒まわりました。

この日は金曜日ということで、賑わってはいてもバル内には
少し余裕がありましたが、土・日は(特に人気店)はぎゅう詰めに
なるので週末に行かれる場合は、早めの時間帯がおすすめです。

おいしい食べ物、飲みもの、仲間との楽しい会話
サン・セバスチャンの人達はそれが何よりの娯楽なのでしょう。

私も異議ありません(^-^)

サン・セバスチャン散策-GROS篇 1

昨日は快晴で気温が一気に上がりました。

お友達との待ち合わせでサン・セバスチャンのGROS(グロス)
という地域に出かけました。

93ead2d6.jpg


Zuriola(スリオラ)ビーチ

1a1c6808.jpg


写真では穏やかに見えますが、実際はもっと波が高く
サーフィンを楽しんでいる人達がかなりいました。

d626b6d5.jpg


昔このビーチは岩がごろごろ転がったところで、砂浜はほんの一部
だったのですが、大量の砂を投入して作られた半人工のビーチだそうです。

ラ・コンチャビーチのほうが砂はもっときめ細かいそうですが
アクセスの便利さもあってか、このスリオラビーチとその界隈も
いつも多くの人達で賑わっています。

daa0973c.jpg


ビーチ側から見たKursaal
コンサートや演劇、展示会、会議etc.各種イベントが催される施設です。

f8ac3be2.jpg


建物の裏側は大きな広場になっていて、日光浴をしたり
散歩したり、犬を連れていたり、誰かと待ち合わせていたり
スケートボードをしたり、自転車に乗ったり、、、
それぞれの楽しみ方で憩う場所になっています。

ウルグル山(Monte Urgllu)の影に日が沈むとかすかに海風が
吹いてきて少し肌寒くなってきました。

ちょうどBARのカウンターにピンチョスが並ぶ時間帯。
GROS地域には特にピンチョスで有名なBARが2軒あります。
そちらへ向かうことにしました。

ムール貝を食べるなら、ここ!

最近日本では旅行関係やその他の雑誌でバスクの
特に「食」の話題が良く取り上げられているそうですが
たぶんミシュランの星付き高級レストランや
ピンチョスで有名なBARの情報が主流なのでは?

サン・セバスチャンに来て食い逸れることはまず無い
と言えるほど飲食店の密集度が高いのは周知の事実。
ただ人気店の混み具合(特に週末やハイシーズン)は
半端ではありません。

でも、あえてその大混雑の店内に入り込んで
忙しく動き回る店の人を呼びとめて注文するガッツがある
という方にオススメの店があります。

La Mejillonera
Puerto, 15 - Donostia/San sebastian

ここで出てくるのはムール貝数種、パタタス・ブラバス
イカのフライなどの一皿料理。

ムール貝はtigre(ティグレ)と呼ばれるピリ辛ソースが
かかっているものやマリネなどもおいしいですが
私が必ず食べるのはal vapor(蒸したもの)にレモンを
じゅぅーっと絞ってかけたもの。

d6b3501b.jpg


ガリシア産のムール貝は大きめでプリッとはりのある身が
美味♪自宅でも蒸してみたことがあるのですが結果は、、、
ムール貝はやっぱりここで食べよう。

そしてここの名物パタタス・ブラバス(じゃがいも料理です)
他のBARでもやっていますが、ここの秘伝ソースが決め手。
マヨネーズともホワイトソースとも違う白いソースに
ピリ辛のソースをさらに上から追加。

605eca8b.jpg


私はそれほど夢中にはなれませんが、他の人達は一緒に出される
パンにつけてソースもきれいに食べてしまってます。

とにかくここは庶民の味方!

早い!安い!旨い!

なので開業時間直後にでも行かないと、ぎゅうぎゅう詰め状態で
飲み食いすることになるのは確実です。

出される料理は油っぽいもの、ソースがかかってたり
汁気があったりするものばかりなので、こぼして服が汚れないかも
気になります。
隣りの人が手に持ってるビールが降りかかってくることもあるかも。

先日行った時は、ぎゅうぎゅうの店内でボトルからグラスに
本式の方法でサイダーを注いでいる人がいて仰天しました。

でもなぜかたまに無性に食べたくなって出かけてしまいます。
そしてここの料理を食べるとビールがすすむ、すすむ(笑)
カロリーのことを考えると非常に危険(^ ^;)

最近では地元の人達だけではなくて、スペイン国内各地や
海外からの客も増えているようです。
スペイン語で書いてあるブログや情報サイトの評価を見ると
この店について皆同じことを言っています。

長所:旨い、安い
短所:混み過ぎ、清潔感に欠ける

私もそう思います。

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