チキ便り~バスク地方のとある街より

スペイン北部からフランス南西部に広がるバスク地方から発信しています

オンダリビア

気軽にごちそうを食べたい時にオススメ レストランSugarri

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バスク地方はバル・レストランの密度がかなり高いので、好みや予算に合わせてレストランを選べます

ちょっと小じゃれた料理を食べたいけれど、星付きのようなお高いレストランじゃなくて
抑えた予算内で気軽に、という条件にも適う場所がありました。

当日は、数回行って大満足したオンダリビアのバルGran Solのレストランのほうへ行くつもりでしたが
たまたま遭った知り合いにそう言うと「Sugarriに行ってみるといいよ、Gran Solと同じシェフがやってて
この前食べに行ったけどとてもおいしかったし、平日はお得なメニューがあるから。」

ということで、行ってみたことがない場所への好奇心がむくむく湧いてきて早速行ってみました。

そのレストランSugarriは、Hotel Rio Bidasoaに併設されています。

近年ピンチョスコンクールで優勝し、大成功を収めているバルGran SolのシェフBixente Munozが
2008年にオープンしたSugarriは、オンダリビアの入り口付近にあたる閑静な住宅地の中にあります。

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まっすぐ階段を上るとホテルのレセプションです。レストランは右の看板横の階段を下りたところにあります。

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ゆったりしたスペースの店内からはホテルへ続く中庭の一部が見えます。

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シンプルな内装ですが、大きな窓からやわらかな光がさしこみ、心地よい明るさです。

日替わりメニューと定番メニューがありますが、私達は日替わりメニュー(20ユーロ/約2200円)
にしました。4種類の前菜、メイン、デザートから選べます。

(清算時にはコーヒーなどの別料金のものと8%の税金が加算されます)

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これは選ばなくても出てくるアペリティフ
ビンに入ったジャムのように見えるのはプティマロンかぼちゃのポタージュです。

手前の小さなピンチョはキノコのソテーに削ったイディアサバルチーズをトッピングしたもの。

ひと口サイズの小さなピンチョスなのですがパクッとあっという間に食べてしまうのがもったいないくらい
繊細で贅沢な味でした。

さて前菜です。3人で出かけたので3種類頼んでみました。

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魚介のリゾット。海の幸の旨味が凝縮されていました。これはリピートしたい味です。

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カニのクレープ、ブイヤベースソース添え。とってもまろやかな味でした。これもリピートしたい。
上にのっているのはカリカリに揚げたリボン状のポテトです。

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これは「鶏のサラダ」とメニューにあったのですが、予想以上にボリューム感がありました。
日本人の胃袋からしたら立派な肉料理の一品です(笑)

鶏肉の間にはヤギのチーズが詰めてあり、甘味のあるソースと刻んだくるみを絡めて食べると
濃厚な味が口の中に広がります。ここでお腹一杯になると困るので一口しか食べてませんが
これもリピートしたいです。レタスにかけてあったドレッシングもとてもおいしかったそうなので。

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豚の頬肉の煮込み+キノコソース味のライス

フォークで触っただけで崩れるくらい柔らかく煮込んだお肉、至福の味です。

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鴨のコンフィ、マッシュポテト添え。
刻んだリンゴをかりっと炒めたものがのせてあります。ソースもリンゴの味がしました。
リンゴとお肉って相性いいんですよね。良くフォアのソテーのピンチョにもリンゴのピューレが添えてありますしね。

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選べる4種は肉・魚料理半々です。今回は肉寄りになってしまいましたが。
これはメルルーサのグリーンソース添え。

すでにこの辺りでかなり満腹感があったので、実はこの一品試していません。
なのでグリーンソースが何をベースにしてあったのか、上にのっているのは何か未確認です。
(後日確認したところ、この鮮やかなグリーンはパセリのグリーンだそうです。上にのっているのは
カリカリに揚げたタマネギ)

そしてデザート

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チョコレートムースケーキとシナモンアイス

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イチゴとベリーのコンポート+チーズ味のアイス

屋根瓦のような形の大きなお皿でした。

どちらのデザートも甘さ控えめでおいしかったです。

このメニューは予想以上に料理のボリューム感がありました。
パン、飲み物(水、ワインはリオハの赤、リベラ・デ・ドゥエロのロゼ、ナバラの白の何れか一本)付きで
20ユーロは大満足の内容でした。

スペインの不況はバスクの飲食業界にも影響の影をおとしていて気になりますが
この日は平日だったので人も少なかったのでしょう、とても静かにゆったりと食事が楽しめました。

また別の機会にも利用したいと思います。

Restaurante Sugarri
http://sugarrirestaurante.com/

C/Nafarroa Behera 1
Hondarribia
+34943643123

オンダリビアは小さな街なので、このホテルに宿泊しても十分街のあちこちへ歩いて行けます。

おいしい食事でお腹一杯になったら腹ごなしに海沿いを散歩するのもオススメです。


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散歩日和 オンダリビア

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気候が良くなってきたのでウォーキング開始。

オンダリビアのMendelu, Amute地区を一時間ほど散歩してきました。

自宅を出てわりとすぐのところでふと振り向くと、羊とバスクの小さなポニーがいました。
住宅地にこんなに近いところで飼われていたとは。

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しばらく来ないうちに散歩道がきれいに整備されていました。

私と同じようにカメラを片手に歩いている女性や犬連れの人達もちらほら。

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午後の陽射しが優しく水面に反射してとてもきれいでした。

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同じルートで歩いてきたおじいさん。私は時々写真を撮るのに立ち止まるので抜きつ抜かれつ。

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オンダリビアからイルンの方へ向かって

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ちょっと上ってみます。

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ちらほらと咲いてる野の花。これからもっと色々な花が見られるようになるのが楽しみです。

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イルンの街

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サンティアゴ巡礼の道のルートでもあるので、こんな道標が所々にあります。

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向こうに見えるのはオンダリビアの街

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もう少しオンダリビア方面へ歩いて行きたかったんですが、日も暮れてくるし
カメラの電池も切れそうだったので今日はここまで。

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次は違うルートでもう少し山の上のほうまで行ってみたいと思っています。

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オンダリビア散策、再び

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7月に入って雨続きのバスク地方です。
26日までで今月に入って19日間雨天ということで、1960年の記録に並んだそうです。
気温も20℃以下ということで、ホリデーシーズンですがビーチも閑散としています。

ブログに「悪天続きで」と書くとその後すぐ好天になったりすることがよくあるので
それを願って好天の日に撮ったオンダリビアの写真を掲載しようと思います。

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橋のように見えるのは桟橋で、対岸はHendaye(フランス)です。
この桟橋からHendaye側に渡る船が出ています。

ここPaseo Butron(ブトロン通り)は、天気の良い週末は街の大通り並の散歩客で賑わいます。

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こちら、BARやレストランが建ち並ぶC/ San Pedroも夏の間たくさんの人が訪れます。

有名なBAR Gran Sol のピンチョスは必食でしょう。

そして、散歩していると目に留まるこの雑貨屋。

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Ferretería Mª Rosario Berrotaran
Domingo Egia, 1 , Hondarribia

おなじみの栗の木の籠がいつも表にぶらさがってます。

この「赤」で統一されたディスプレーもいつも通り。

日本から遊びに来たお友達も良くここでおみやげになるものや自宅用にとお買い物しています。

ラウブル(lauburu-バスクの十字)をモチーフにした鍋敷きは、使わない時は壁にかけておいたら
キッチンのアクセントになって良さそうですね。

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ぶら下がってる大きな爪のようなものは、cesta punta(セスタ・プンタ)またはJai-Alai(ハイ・アライ)
と呼ばれるバスクの球技に使われるもので、グローブ兼ラケットのような使われ方をします。



元々このお店はオンダリビアが小さな漁村だった頃から続いてる雑貨・金物屋で
以前は村の人達が「実用品」として買いに来ていたのでしょうが
現在はこういう雑貨をおみやげやキッチンのデコレーション用に買い求める人が増えているようです。

穴の開いている円筒状の金物は、炭火にかけて栗を煎る道具でしょうか。

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これはバスクの漁船のミニチュアモデル。赤・白・緑のバスクカラーですね。

さて、いつになったら良いお天気になってまた散歩が楽しめるようになるのでしょうか。


【追記】

って書いてたら、27日の午後には晴れてきました

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オンダリビアの中世祭り+支援活動

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オンダリビア在住の由紀子さんから、書道のチリンギート(屋台)を出すので
そこで支援バッジを売りたいというお話を10日(金)にいただいて
急遽バッジを持って私も参加させていただきました。
11日(土)12日(日)共、驚くほどの人手で賑わいました。

ピーク時には広場と屋台の通路が全て人で埋まるほどでした。

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おもしろいことに、適度に人波が屋台の前を流れて行っていても
依頼を受けたゆきこさんがいったん筆を持って字を書き始めると屋台を取り囲むように
いっぺんに人垣ができるのです。

みんな結構興味あるのですねぇ。

スペイン名、バスク名に漢字を当てて書いてたのですが、それを遠巻きに見ていた
10歳ぐらいの男の子グループが 「中国語でなんか書いてる」とクスクス笑ってたので
「似てるけどね、ちょっと違うのよ」と話しかけてみました。

「何の為にこれやってるの?」と聞かれたので地震・津波被害の写真を見せながら

「地震と津波でね家も工場も壊れて、住む所も仕事も無くなった人達がいるから
お金を集めて日本に送るの」

「ここ(オンダリビア)は大丈夫(地震・津波の心配も無いと言いたいのでしょう)」

「そうね、大丈夫だから手伝おうと思ってね、早く家を建てられるようにね」

その子は腰に手を当てて、まじめな顔になって頭を捻っていました。
2、3ユーロのバッジを売ってるくらいで家が建つわけない
再建するのは大変だ、とわかってくれたのでしょう。

別のにきび面のティーネージャー男子グループも遠巻きに書道を眺めながら
「どうせわからないと思って適当に書いてるんじゃないのか」と冷やかしてたので

「あれはイニャキって、漢字って書き方で書いてるの」と突然話を振ると
照れくさかったのか、各自あちこちに目線を逸らせながらも説明を聞いてくれました。

その後は彼らを放って他の人の応対をしていると、そのうちの一人がじゃらじゃらと
小銭を募金箱に入れてくれました。

由紀子さんが「あら~、なんていい子なんでしょう」と言うと
照れながらそのグループは去って行きました。

3年前からこのお祭りに参加している由紀子さん・ウベルカ夫妻は
山に竹を切りに行って、ノレン風の生地も縫ってすべて手作りでこの屋台を作り上げたそうです。

今日の書道の収益も全て募金へ回してくださいました。
ご協力本当にありがとうございます。
アレハンドロとかベロニカとかガブリエラなんて名前に字を当てるのなかなか大変でしたね(笑)

二日分のバッジの売上げと書道の収益は、合計605,87ユーロになりました。
既にBBVA銀行の専用口座に送金済みです。

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銀行の窓口で名前をPIKAと誤記されてますが(苦笑)

オンダリビアの中世祭り2 Mercado Medieval de Hondarribia 2

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これはエスニック雑貨のお店ですね。出店は絶対「中世風」じゃなくてもいいんですね(笑)

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ギプスコア広場

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このお祭りの楽しいところは、数多く並ぶ出店をひとつひとつ眺めることと
旧市街のあちこちで行われるアクティビティーの数々
(チェス大会、アーチェリー、陶芸、ガラス細工、鷹匠etc.)

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そして至るところで遭遇する大道芸人達が雰囲気を盛り上げてくれます。

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バスクでは昔ながらの民族楽器(特に吹奏楽器)が今も使われていて、その音色は
こんな服装で演奏されても全く違和感がありません。

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きっと中世時代のオンダリビアの街角でも似たようなメロディーが聴こえてたのでしょうね。

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小さな子どもから若者、家族連れ、カップル、年配の人達まで全世代の人達が楽しめる
この街の文化イベントに急遽参加することになりました。

つづく

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