パンプローナのサン・フェルミン祭、今年も7月6日正午に始まりましたが
上の写真はギプスコア県のパサヘス・アンチョでも開催中のサン・フェルミン祭でのひとコマ。
お祭りには欠かせないバスクの民族舞踊です。
以下は一足早く開催されたイルン市のサン・マーシャル祭の写真です。
夏の間バスク地方内では少しずつ時期をずらして次々に各地でフィエスタが開催されます。
サン・マーシャル祭ではメインパレードの6月30日に午前の部と午後の部に分けて
イルン市内それぞれの地区のグループ毎に街を練り歩くのですが
今年は向かいのお宅のお嬢さんがあるグループの代表カンティネラに選ばれました。
自宅前に部隊(グループ)のメンバー達が迎えに来て集結すると
カンティネラがバルコニーに出てきて挨拶するのですが
このひととき、本人はもちろん、ご両親もとても嬉しかったでしょうね。
今年のメインパレードの日は、とても良いお天気になりました。
街の中は、お祭りの正装である白と赤の服を着た人で一杯になります。
午後の部のメインパレードを終えると、部隊はそれぞれの地区へカンティネラを送り届けに行きます。
こちらの部隊も戻って来ました。
ロータリーをひと回り。お祭りの時は特に街の警察の交通課が規制に出動するわけでもなく
街の大事なイベントということでドライバー達もパレード隊を優先しします。
白いスカートを着ているのがカンティネラ、今回ののお勤めを称賛されているところです。
カンティネラの家族が部隊を労うために用意していた飲み物・食べ物でしばし宴が繰り広げられます。
そして今年もつつがなく終了。夏の到来です。
去年のフィエスタの記事 パンプローナとパサヘスのサン・フェルミン祭