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ビルバオ市では、6月15日の市制記念日にLa Noche Blancaという文化イベントが開催されています。

ビルバオ市の市制が始まったのが1300年の6月15日ということで、700周年記念の2000年に設立された
ビルバオ700財団主催、ビルバオ市とビスカイヤ県の協賛で2009年より実施されているイベントです。

コンサート、ダンス、パフォーマンスなど各種イベントが市内のあちこちの場所で行われますが
今年は市内数ヶ所で建物に映し出される映像やイルミネーションを目当てに出かけてみました。

画像はクリックすると拡大して見られます。

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Palacio de la Diputación Foral de Vizcaya

グラン・ビア通りにあるビスカヤ議事堂がこんなに派手にライトアップされていました。
(普段の写真は、こちら

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なんだかド派手なテーマパークに建つ宮殿のようです(笑)

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Bilbao Alhóndiga

こちらは複合文化・スポーツ施設アロンディガ(普段の写真は、こちら

ここでは、ビルバオの街とかつてワインの貯蔵施設だったアロンディガが大火事に見舞われ
空白期間を経て現在の施設に生まれ変わった歴史をプロジェクションマッピング(ビデオマッピング)という
建物の外壁に立体的に映像を投影する手法の映像が披露されていました。

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次の場所へ移動します。

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地下鉄アバンド(Abando)の駅出入り口

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久しぶりに天気が良い土曜日の夜のイベントなので街の中もとても賑やかでした。

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ビルバオの街を流れるネルビオン川

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向こうに見えるのはスビスリ橋、その先へ向かうとグッゲンハイム美術館にたどり着くのですが
今夜は反対方向へ行きます。

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Teatro Arriaga

旧市街入り口にあるアリアガ劇場(普段の写真は、こちら

外壁に時間が映し出されているのは、次の上映までの残り時間です。
ここでは迫力あるプロジェクションマッピング(ビデオマッピング)映像が披露されました。

ビデオの開始部分少しぶらつきがあります、ご容赦下さい。



古くは捕鯨を営み、産業都市としての盛衰を経て、再開発され近代都市として生まれ変わった
ビルバオ市の歴史の流れがテーマにになっています。

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バル・ビトケのピンチョ アンチョビーの酢漬け

この夜、市内のバルは散策の合間にピンチョスをつまむ人達で大盛況でした。
不況に苦しむスペインですが、ビルバオ市は国内で唯一赤字を出していない自治体だとか。
今夜のような無料イベントを提供してくれるのはありがたいことです。


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