9月後半頃から「暑い」週と「寒い」集が交互にやってきているバスク地方ですが、先週は良い天気の
「暑い」ほうの週でした。この時期に半袖でいられるなんて、長年住んでいますが今までで初めてのような
気がします。
せっかくの晴天なので、近くのErlaitz(エルライツ)山-標高497m-に行ってみました。
バスク地方とナバラ地方の境に横たわるペニャス・デ・アヤ自然公園に属している地域です。
ピクニックができるようにテーブルと椅子が点々と設置してあります。
この時は平日の夕方だったので人がいませんでしたが、晴天の週末は賑やかになります。
向こうに見える山影はペニャス・デ・アヤ山(837m)です。
クロッカスに似たきれいな花があちこちに咲いていました。
葉っぱが無くて花だけが石の間や草地にニョキニョキっと出ていました。
この日は放牧されている馬達がこの一帯にたくさんいました。
全く警戒心が無いようで、どんどん寄って来ます。
こちらが凝視されてしまってます(笑)
少し上ってみます。
見晴らしの良い所に出ました。ここがエルライツ山の頂上のようです。
フランスバスクにあるラ・リューヌ山(La Rhune)標高905m も見えました。
国境を越えてすぐ辺りのフランスバスクのビリアトゥ村が見下ろせました。
日暮れの時間が近づいてだいぶ光度が低くなってきました。
もと来た場所へと下り始めると、立派な角の牛に遭遇。
まるで「山の主」みたいな風格でゆったりと歩いて来て横を通り過ぎて行きました。
馬の群れに牛の群れが合流していました。
この子にはとてもなつかれてしまいました。
歩けばすぐ横について来て、こちらが立ち止まればじっと横に立ち止まり、、
この日歩いた処では栗拾い・キノコ採りはできませんでした
できました。
ご覧の通りバスクの山には楓系の木が無いようで日本のような「紅葉」の彩りは見られませんが
これから少しずつ秋が深まっていく様相です。