4月10日 日曜日 

サン・セバスチャン市で日本支援のチャリティーイベントと食事会が開かれました。



日本人の奥様を持つOscarの企画に主にギプスコア県在住日本人有志や現地の知合いの 
協力の輪がどんどん広がって実現したイベントでした。

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 Foto:Eduardo Escobar

サン・セバスチャンのAntiguo地区Txalupagillene(チャルパギリェネ)広場では 
午前10時過ぎからチストラやシドラをふるまう野外バルが設置され 
並びのスタンドではバル用の食券、抽選券、Tシャツなどの販売が開始されていました。 

週末まで夏のような晴天続きだったのが一転して当日は曇天に。 
天気が悪いと人出が減るかなぁ、、、というのは杞憂に終わりました。 

Los ´Japoneses guipuzcoanos´ se movilizan por su pais 
http://www.diariovasco.com/20110408/local/japoneses-residentes-gipuzkoa-celebran-201104082025.html 

9日(土)の地元紙で大きく取り上げられたのと口コミの効果もあってか 
広場にはどんどん人が集まってきていました。

 

EL DIARIO VASCO紙より

ビルバオ在住の友人と私もバッジを持ち込んでスタンドでのお手伝いに合流。 

11時半頃には広場は人で埋め尽くされ、絶え間なく食券を求める人達の接客に追われました。 
そしてバルのほうへは長い列ができていました。

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バッジは大小2種類あるんですが、小のほうが先にどんどん売れていって 
大のほうも合わせて1時間ちょっとで売り切れに

「しまった~、もうちょっと持ってくればよかった」と友人は悔やむことしきり。 
Tシャツなどもそうですが、グッズタイプは店頭よりイベント会場でのほうが出やすいですね。 

また追加生産しましょう。

「私達は合唱の練習に行かなくちゃいけないのでお願いします」と、お手伝いの女子グループの方に言われて 
抽選会用の商品を展示しているコーナーの見張り+案内係へと移動。 
 
テントを揺らす子供達を時々たしなめたり

「抽選券どこで売ってるの?」「ピンチョス食べたいけれど、どうしたらいい?」 
というお客様方をスタンドへご案内。 


そうこうしてるうちにOscarのお知り合いのバスク民族舞踊グループのダンスが始まりました。


Foto:Eduardo Escobar

最初は2列に並んでの踊りがそのうち輪になってぐるぐる回りだし 
広場が狭いものですから、商品展示コーナーにも入り込んでぐるぐる回り始めました


Foto:Eduardo Escobar

でも、バスクでのこういう野外イベントに食べ物、飲み物、音楽と踊りは欠かせないので
これでおおいにイベントの雰囲気が盛り上がりました。

その後、抽選会も始まって周りもさらにざわつき始めました。 

地元の人達はみんな飲んだり、食べたり、踊ったり、賭けたりが大好きなのです。

でも当たると結構あれこれもらえるのですよ、これが。


撮影:細見聡子さん

こちらの抽選会ではお約束のセスタ(バスケット)にお菓子や高級食材(フォアグラなど) 
が詰め合わせてあって、それプラスワイン+ビール数本ずつ+地元バスケットクラブのサインボール
+スペイン1部リーグサッカークラブREAL SOCIEDADのサインユニフォーム 
+魚市場で30ユーロ分のお買い物券など。 

その次の賞には、どこかのレストランでのお食事券(ペアで)も付いてましたし 
当たった人達は超ゴキゲンになって商品を抱えて去って行きました。 

抽選会が終わる頃には、スペイン時間のランチタイムも近づいてたので 
少しずつ人が減り始め、チャリティーランチのお客様はSociedadへ移動。 

チャリティーランチ前には合唱(在住日本人奥様方による)と 
四重奏(イルン在住のご家族とご友人による)のミニコンサートも行われました。

EL DIARIO VASCO紙より

弦楽四重奏バージョンのモーツァルト「レクイエム」から「ベネディクトゥス」と「ラクリモーサ」
が演奏された後に「朧月夜」「ふるさと」などが披露されたのですが
 広場の
片づけが終わってちょうどSociedadに入ると、知合い(スペイン人)が涙目になってたので 
「どうしたの?」と尋ねると、演奏・合唱を聴いて「me emociono(感動したの)」と 
答えてさらにボロボロ涙をこぼしてました。 

彼女とご主人はとにかく親日家で日本が大好きで、今回被災した東北の町にも 
旅行で行ったことがある人達で、被害の様子に心を痛めていました。

 


美食倶楽部を会場にしたチャリティーランチは、50ユーロのチケットが事前に130人分全て売り切れるほど 
大盛況で、満員御礼でした。

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 Foto:Eduardo Escobar

レストランTxubilloオーナー夫妻、助っ人シェフの皆様、有志のお給仕軍団の方々で 
とてもスムーズにさばいていかれていました。お見事でした 。

当日は「募金活動」はしなかったものの、「おつりはいらない」 という人や
「これは募金に」と言ってくださる人もかなりいて、物販、バル、チャリティーランチの売り上げも合わせて
かなりの額が集まったと予想されます。そのうち集計報告があると思います。 

集まった支援金が早く何かの役に立つことを皆願っています。 

今回のイベントは2週間弱で決行されたわけですが、発起人のOscarやInigoの行動力と
Txubilloオーナーご夫妻のコーディネート 
名前をお一人ずつ挙げられませんが、当日はもちろん準備段階から奔走された方々のがんばり(脱帽です)で 
大成功のうちにお開きとなりました。

私は一部参加ということで、自分の目に見えたところしか書いていませんが 
きっとここまでたどり着くのに数々のエピソードがあったと思います。 

参加された方々、本当にお疲れさまでした、ありがとうございました。 


当日、日本人の奥様方は着物・浴衣姿でかいがいしく動いてらっしゃいました。

友人と私は、伝統的な装いとは対極のロリータ服でお手伝いしました。 

「それは日本の伝統衣装?」とか「それは日本で売ってるの?」とか 
接客中に聞かれれば「ロリータファッション」について説明していたのですが 

Donostia ´pone´ para Japon 
http://www.diariovasco.com/v/20110411/al-dia-local/donostia-pone-para-japon-20110411.html 

翌日の地元紙には、私のことは「caseraの装いで参加」と書いてあって大笑い。 

caseraって直訳すると「農婦」ですよ(苦笑)

まいったなぁ。 

白いブラウス+柄物のスカート+ペチコート+白いハイソックス 

確かにこちらの民族衣装caseraもそのコーディネートではありますが。 

日本テイストとバスクテイストが融合(?)したチャリティーイベント
この日広場に立ち寄って和やかにご協力下さった地元の方々にも感謝致します。
ありがとうございました。

Queremos agradecer 
a todas las personas que participaron
y que vinieron a la plaza y la comida.

Muchicimas gracias!!

追記

集まった義援金総額から経費を差し引いた10.037,77ユーロは
4月28日付けで日本大使館の専用口座(日本赤十字社宛)へ送金されました。


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